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瓦も進化する!? 寒冷地で使える淡路瓦が登場!
淡路瓦は色ツヤがいいのが最大の特長。ただ、難点は他の産地の瓦に比べると焼成温度が低いので寒冷地では使いにくいこと。もし水が瓦に入って凍ってしまうと、膨張で瓦が割れちゃいます。いわゆる凍害ですね。
なんとかならないものか!!と改良を重ね、出来上がったのが今回紹介する「黒いぶし」です。従来のいぶし瓦との違いはここにありました!
通常工程+さらに焼きを入れ、凍害にも強い瓦に進化した
「従来のいぶし瓦の作り方+もう一度焼くことで、吸水率が低くなり寒冷地でも使えるようになりました。その分武器である色ツヤはちょっとなくなってしまったんですけどね。」(淡路瓦工業組合 : 営業担当者)
確かに比べて見ると銀光りがなくなっています。その分、独特の渋みと落ち着きが合って格好いいです!凍害に強くなったほか、強度も増してキズが付きにくくなっているのも特長ですね。
ただの屋根で終わらない!瓦の表情の違いを楽しむ
「蔵に使うとですね、白の漆喰とのコントラストもあってこの黒の陰がね、より濃くなるんですよ。日本の文化だと思うんですけどね、陰と陽と。365日、毎日一緒の表情じゃない。曇っている時の表情と、西日が沈む時の表情が、もう全然違います。」(営業担当者)
ただの屋根で終わったら面白くない!日々の天候や光の加減から生まれる瓦の表情を是非楽しんでみてください。
ちなみに屋根以外にも、なんと壁として使う事もできちゃいます。実は淡路SAのSTARBUCKS COFFEEの壁に瓦が使われています。南あわじ市役所にも。とってもおしゃれですよー!瓦=屋根の概念はもう古いかも?気になる方は検索してみてください。
商品詳細
全 長 | 約297mm(±4mm) |
全 巾 | 約297mm(±4mm) |
働き長さ | 約230mm(±4mm) |
働き巾 | 約259mm(±4mm) |
重 量 | 約2.9kg |
必要枚数 | 約55枚/坪 |
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