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従来工法との比較で見る:新開発の窓取り付け工法「発砲工法」の強みとは

新開発の窓施工方法「発砲工法」が登場

一級建築士と建材を繋ぐアプリ「CLASS1 ARCHITECT PORTAL」で販売している「HAPPO SYSTEM」。

「HAPPO SYSTEM」は、「発砲工法」という新たな窓建て付け工法と、その認定取得をサポートするオンライン学習システムがセットになったサービスです。

複数のメリットを得られる「発砲工法」ですが、今回は発砲工法の一番の強みである「コスト」の面に注目して、従来のカバー工法との変化を見ていきます。

発砲工法とは

「発砲工法」とは、既存枠と新規枠の間に発泡硬質ウレタンを隙間なく注入する新開発の施工方法です。

完全室内施工で、足場組みやビス止め・溶接が不要のため工期の短縮を実現。断熱性の高いウレタンフォームを使用しているため気密性等の性能も保証されています。

一般的に窓建て替えで利用されているカバー工法(ビス止め工法)は、既存枠に曲げ物を取り付け、ビスで新規枠を取り付けます。その後外部を曲げ物で被せ、シーリングで防水する工法です。

窓を取り壊すことなくサッシを入れ替えられるため、短期間で施工できるのが特長です。

従来のカバー工法との比較

従来のカバー工法と発砲工法のコストの比較を、費用と施工時間から見てみます。

材料費の比較

通常のカバー工法では、新規サッシを取り付けるための曲げ物、発砲工法ではサッシに注入するウレタンが材料として必要となります。

通常のカバー工法と材料費を比較すると、施工に必要な材料の原価はほぼ同じになります。

施工時間の比較

従来工法と発砲工法で施工時間を比較すると、ウレタンを充填する時間が、金属曲げ物を使って下地を取り付ける時間よりも短くなります。そのため、従来工法よりも発砲工法での取り付けの方が、より短時間で施工を終えることができます。

窓部分の施工のみを対象にした時間ですが、高所での施工の場合、従来工法は足場組みが必要になることを考慮すると、より施工時間の差が大きくなります。

発砲工法採用後の声でも、工期短縮が大きく評価されています。

「室内だけで作業できたのは他の工法ではできないことですね。つい先日やったときは3階の窓だったのですが、通常は足場を組むだけで丸一日はかかるところを足場なしで施工することができました。そういう足場を組む時間を省くことができるので工期の短縮に繋がりますし、高所でも安全に施工できています。」(発砲工法を採用する「株式会社サンプロ」代表取締役 青柳弘明様)

「この間も老人ホームの180窓の窓交換で、元請けさんからは約1か月半くらい見ておこうという話をいただいたのですが、3週間、20日間で終わった。通常の工法と同じ金額で、しかし短時間で施工することによって、職人さんの収益がその分上がって、売値も工期が短くなった分安く展開できる。」(発砲工法を採用する愛知県のサッシ工事会社)

材料のコストとしてはほぼ似た額がかかりますが、施工が早くなった分全体の売値を抑えられることが、発砲工法の強みです。

今まで以上の工期削減を実現する「発砲工法」

既存枠をそのまま使用するため施工を短時間で終えられるのが従来のビス止めカバー工法の特長でしたが、発砲工法では、より時間を削減することができます。

発砲工法 従来工法
(ビス止めカバー工法)
時間
55分(1窓あたり)
下地取付・ビス止めが不要になり、施工時間が1/2~1/3削減できる。

85分(1窓あたり)
施工時間は従来通り。
ビス止め
0分
不要

15分
必要
足場の設置
0円
不要(完全室内施工)

21~23万円
(40坪 3階建ての場合)

高所の窓施工の場合必要
採寸難易度
16時間(8時間×2日)
おおまかな採寸でOK。施工は2日間の研修を受けることで誰でも行うことが可能。

3年
既存枠の歪みを考慮した厳密な採寸が必要。施工は職人の高度な技術が必要。
安全性
安心
室内からの作業のため安全。粉塵はほとんどない。

高階層の場合不安
取り付けは室内から実施。止水工事は室外からの工事となり、階層がある場合だと足場の設置が必要。
劣化
安心
金属下地を使用しないため、腐食の心配がない。

不安
スチール下地の場合、塩害による腐食がある。
サッシの種類
自由度が高い
あらゆるサッシに応用可能。サッシに特殊な加工が必要な場合もある。

自由度が低い
メーカーが備えるサッシに限られる。

一級建築士と建材を繋ぐアプリ「CLASS1 ARCHITECT PORTAL」では、発砲工法についてより詳しく紹介しています。

また、「発砲工法で窓を建て付けてほしい」という方に施工会社の紹介を行っているほか、「発砲工法で自分で施工を行いたい」という方に、機材の販売や研修を開くサービスを行っています。

「発砲工法」について詳しく見る
※「CLASS1 ARCHITECT PORTAL」アプリのインストールが必要です。

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