【オススメ】寝室壁紙の選び方!色、機能別に調べてみました。
気づいていない人も多いのですが、寝室は人間が人生のほとんどの時間を過ごす場所。1日の中の8時間(睡眠時)は寝室にいますよね。それだけリラックスした空間だと言えるでしょう。
人生の間でも長い時間を過ごす場所。また、1日の始まりと終わりを過ごす場所。だからこそ、そんな寝室は内装にもこだわってみませんか?
今回は、そんな寝室に使う壁紙の選び方、オススメ商品をご紹介します。
色別 : 壁紙の選び方
引用 : リリカラ
引用日 : 2017年7月24日
まずは、わかりやすく色別に壁紙を考えてみましょう。パッと見の第一印象を決める色。部屋の大部分を占める壁紙だからこそ気に入った色を選択したいですね。各色ごとに様々な効果があるので、そういった色の効果も考えてみると面白いかもしれません。色の効果はこちらのサイトを参照しています。
参照 : カラーセラピーランド
赤色の壁紙
「情熱の赤!」とも言われる赤色。赤色というのは交感神経の働きを活発にする作用があるようで、人間の脳を興奮させる効果があります。
色というのは物に反射した光、つまり波長です。そのため、色が変わるだけで人間に対しての効果があるんです。情熱の赤と言われるのは、なんとなくのイメージだけではなく実際に赤色には人間の体温をあげる作用があるからだそうです。
寝ている時に対応を上げる・興奮させるのは適切とは言えませんね。そのため、寝室に赤色の壁紙を使用するのはあまりオススメできません。
どうしても赤色を使用したい時にはパリッと明るい赤色を使うのではなく、温かみのある暖色系の赤を使用しましょう。
中でもリリカラで販売されている赤色の壁紙は明る目の色でありながら、寝室でも使用できる壁紙です。(サンプル画像は寝室)このような壁紙を使ってみれば、赤色壁紙の寝室もおしゃれですね。
引用 : リリカラ
引用日 : 2017年7月24日
赤色の壁紙に黒色のインテリア(ベッド)を使用すれば寝室もぐっと引き締まって見えます。赤・黒・白でおしゃれにまとめた寝室もいいかもしれませんね。
寝室に赤色の壁紙を使用するのはなかなか難しいので、どうしても赤を使いたい人は赤色の小物を置くといいでしょう。壁紙やベッド自体は白・黒でシンプルに設計し、赤い小物で赤色のイメージを演出すれば落ち着ける寝室になるでしょう。
青色の壁紙
青色がイメージさせるものといえば、「空」「海」などの水でしょうか。比較的、万人に好まれる色なのかもしれません。
青色には冷たいイメージがあるかもしれませんね。確かに青色は人の脳をクールダウンさせる働きがあります。はしゃいでなかなか寝れない子供、仕事で毎日興奮して寝れない方などは青色の壁紙の寝室だと落ち着いて寝れるのかもしれません。
しかし、先ほどもお話ししたように、色というのは光の波長。青色は冷たいイメージを持たせるだけではなく、実際に人間を冷やす効果もあるようです。そのため、青色の部屋にいると体が冷え過ぎてしまう方もおられるようですよ。
体が冷えやすい方は青色の壁紙は避けた方が良いでしょう。特に冬場は「体が冷えてどうしても熟睡できない」なんてことになってしまうかもしれません。
引用 : リリカラ
引用日 : 2017年7月24日
あまりにも明るい青色だと色が鮮明すぎて寝る雰囲気には適していないのかもしれません。しかし、上の写真のように深い青色(群青色)などであれば、寝室を落ち着いた雰囲気に演出することができますね。
青色だけで統一してしまうのではなく、写真のように青色と白色、茶色を上手に使い分けるとおしゃれな寝室を作り上げることができるでしょう。
緑色の壁紙
「緑色はリラックス効果がある」なんて聞いたことはありませんか?集中しすぎて疲れた時、目を酷使した時には遠くの山を見つめるとリラックスできると教えられた人も多いでしょう。
確かに、緑色という色にはリラックス効果があるようです。安心感・安定・調和のイメージカラーとして代表される色で、気持ちを穏やかに落ち着かせてくれる色です。
引用 : リリカラ
引用日 : 2017年7月24日
ただ、緑色を選ぶ際にはあまりハッキリとした派手な緑色は避けた方が無難かもしれません。リラックス効果を得たいのであれば、なるべく淡い色の緑色を選択しましょう。パキッとはっきりした色はどうしても刺激を感じてしまいます。
また、写真のように模様の入った緑色の壁紙もおすすめです。自然を意識した模様であれば、一層リラックス効果を得ることができるかもしれません。
白色の壁紙
白色の壁紙、これは結構一般的なものかもしれません。しかし、真っ白の壁紙は潔癖感を感じてしまうので、あまり落ち着かない人もいるようです。真っ白に囲まれた空間…、ちょっとした汚れも気になりそうですよね。
引用 : ヤマダエスバイエルホーム
引用日 : 2017年7月24日
どうしても白色というのは潔癖のイメージがついてしまいがちなので、白色の中でもアイボリー系統の色を選択すれば少しは落ち着いた空間になるかもしれません。
実は、我が家の寝室は白色の壁紙を使用しています。でも、やはり真っ白の中で寝るのはあまり落ち着くものではありませんでした。壁に棚をくっつけると「跡がつくかな?」と気になりますし、電気を消してもぼんやりと見える壁が気になっていました。
そこで、我が家ではカーテンを緑色に変更しています。
写真だと、どうしても白っぽく写ってしまいますが…。実はこのカーテンは淡い緑色をしています。
最初の頃は「壁一面白くて清潔感がある!」なんて思っていたんですが、なんか夜も明るい気がして落ち着きませんでした。そこで、ところどころに緑色のものを増やしていきました。リラックス効果が〜なんて話も聞いていたので。
すると、意外なことに白色の壁紙がそこまで気にならなくなったんです。白色の壁紙を使用したい人は、小物や装飾関連に気をつけると落ち着いた寝室を作れるのかもしれませんね。
黒色の壁紙
黒色の壁紙というと、なんだか落ち着いた印象を受けるかもしれません。落ち着いた印象で寝室にはマッチしていると思う方も多いでしょう。
しかし、黒色というのは人間の心を落ち着かせるというよりは、気分を下げる色だそうです。落ち着いていると感じているのは、気分が落ち込んでしまっているから落ち着いていると感じているだけかもしれません。
引用 : リリカラ
引用日 : 2017年7月24日
寝室は1日の始まりの場所。できれば気分が落ちた状態で1日を迎えたくありませんね。
黒色でシックな雰囲気を演出したいのであれば、白色などの淡いも多用しましょう。ベッドを白色で統一してもいいですし、淡い緑色のカーテンを引いてもおしゃれかもしれません。ブラウンの木製机なども合うでしょう。そのように、部屋全体が真っ黒になってしまわないよう色の工夫が大事です。
機能別 : 壁紙紹介
壁紙と一言で言っても、たくさんの種類があります。上の段落では色別にご紹介してきましたが、壁紙を選ぶ基準は色だけではありません。
ここでは機能性の高い壁紙や、ちょっと変わった壁紙をいくつかご紹介していきます。
湿気に強い和紙壁紙「玉紙」
和紙、紙と聞くとどうしても水に弱いようなイメージがありますよね。
夏の時期、寝室は家の中でもかなり湿気やすい場所です。布団で寝ているとどうしても寝汗をかいてしまうことがありますので、布団の湿度は80%〜90%にもなるそうです。
参照元 : 熟睡研究所
それだけ湿気やすい場所、何か対策をしておかなければ壁紙も湿気でやられてしまうかもしれません。壁紙にカビが生えたり、あまりに湿気にさらされていると壁紙が剥がれてくることもあるそうです。
そこで、寝室には湿気に強い壁紙を選ぶのもオススメです。
超撥水和紙壁紙 玉紙は水を玉のように弾く様子から玉紙と名付けられました。ケイ素による特殊な加工がされているので、水・塵・埃を弾く性質があります。寝室は湿気やすい場所ですが、埃がたまりやすい部屋でもあります。丈夫な和紙でできた壁紙はおすすめですね。
さらにこの壁紙、和紙でできていることで色合いがとても優しいんです。
白色とも取れるような薄い緑色。この淡い緑色が気持ちを落ち着かせてくれます。また、福井県で県産材と共に使用する場合には、最大25万円もの補助金がもらえるそうです。
寝室の壁紙に悩んでいる福井県の方、この和紙壁紙 玉紙も一つの候補に入れてみてはいかがでしょうか。
その変わった風合いが特徴の和紙壁紙。こちらの記事では和紙壁紙3種類を紹介しています。和紙が気になる方は一度ご覧ください。
消臭できる壁紙「空気を吸う壁紙」
先ほど説明したように、寝室というのは湿気がたまることで「湿気臭」がしやすい部屋です。子供が寝ている部屋はどうしても汗臭くなってしまいますよね。
寝室なので、消臭剤や芳香剤を置いておくのもオススメできません。どうしてもその匂いが気になってしまい、ぐっすりと寝付けないこともあるようです。「花の優しい香りで寝つきが良くなる」と言われることもありますが、あまりに匂いがきついと逆に寝つきが悪くなってしまいますよね。
湿気臭さや汗臭さが気にならないほどの芳香剤となると、かなり匂いのきついものになります。どうしてもリラックスできる空間とは言えなくなってしまうでしょう。
そこで、建材ダイジェストで何度か紹介している消臭壁紙がオススメです。
引用 : 【空気を洗う壁紙】半永久サイクル消臭壁紙 | ルノン株式会社
引用日 : 2017年7月24日
ルノン株式会社から販売されている空気を洗う壁紙は部屋の匂いを消臭してくれる壁紙です。この壁紙を寝室に施工しておくだけで、壁紙が匂いを吸着して科学的に分解してくれます。
壁紙が嫌な匂いを吸い取ってくれれば、さらに快適な寝室空間を作れるかもしれませんね。湿気でもわ〜っと湿気臭のする季節も快適に過ごせるでしょう。
木目調ではなく本物の木「恋百景」
壁紙で一工夫したい時には、普通の色付きのものではなく木目を選ぶのも一つの選択肢かもしれません。木目と言っても、たいていのものは「木目調」のプリント壁紙であり本当の木ではありません。
しかし、株式会社ビッグウィルさんから販売されている恋百景は天然の木を薄くスライスして作られた壁紙です。見た目だけではなく、本当の意味で「木の温かみ」を感じることができる壁紙になっています。
施工するとこのように自然な木の雰囲気を味わうことができます。
一日の中でも長い時間を過ごす寝室だからこそ、普通の壁紙ではなくちょっとくらい贅沢してみてもいいのでは?
本物レンガ調の壁紙?「ドリームクッションレンガ」
寝室をちょっと特徴的な空間にしたいのであれば、壁紙だけではなく壁の装飾を行なってみてもいいかもしれませんね。普通とはちょっと違った空間が、「自分の部屋」感が出て落ち着く空間になるかもしれません。
建材ダイジェストでも紹介しているドリームクッションレンガはレンガ調の壁紙です。寝室の壁がレンガ調…、なんだかおしゃれな雰囲気ですよね。
レンガ調壁紙と聞くと、壁紙にレンガがプリントされているものを想像しますよね。でも、このドリームクッションレンガはそのようなプリント壁紙ではありません。本物のレンガを積み上げたように立体的になっているんです。
さらに、色も「ホワイト」「グレー」「レッド」「アイボリー」の4色展開となっているので、部屋の雰囲気にあったものを選択できます。
特に、写真のアイボリーのような壁は落ち着いた雰囲気を演出できるので、寝室にもおすすめかもしれません。単純にのっぺりとした壁ではなくなるので、部屋の雰囲気をおしゃれにできますね。
全面に施工するのもいいですが、写真のようにところどころに貼り付けるのもおしゃれですね。この貼り方なら同系色を使ったとしても、色々とアレンジができそうです。しかもこのドリームクッションレンガ、シールのように裏側が粘着面になっているので糊も不要でDIYに最適です。
小さな子供のいる家庭では、ベッドを壁にくっつけて子供と一緒に寝ている家庭も多いのでは?我が家もそうなのですが、どうしても子供が寝ている時に、壁に体をぶつけてしまいます。
そんな時に壁がこのドリームクッションレンガになっていれば安心ですね。クッション性の高い素材が使われているので、子供が体を痛めることもなさそうです。本当に使い方は色々。
寝室をもっと大事に
「寝室なんて寝るだけじゃん!こだわっても…」なんて私も最初は思っていました。しかし、よくよく考えると寝室は一生の中で一番長い時間を過ごす部屋。1日の始まりと終わりの部屋。もっと大事にしなければいけませんね。
だからこそ、寝室の壁紙ももっとこだわりましょう。色を基準に選んでもいいですし、その機能性を基準に選んでもいいですね。「自分で選んだんだ」という空間で毎日を迎えられる。それが幸せですね。