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あえて炭化させて耐久性を増し、塗装にはない黒さを醸す「焼杉板(特一等材)」

焼杉板 磨き

突然ですが、この写真をご覧ください。黒くてカッコいい外壁ですよね。

焼杉板の施工例1

by 焼き杉の外観 – 笑の輪  ~えみのわ~

この外壁はお施主さんが一枚一枚自分で焼いた「焼杉」です。真似したいと思っても、自分で焼くのはなかなか難しいので売っている所を探しました。

焼杉 : 内外装用「焼杉板」の販売 | シンリン共同株式会社
http://www.shinrinkyodo.co.jp/sugi6.html

この「焼杉板(特一等材)」は表面をバーナーで焼く昔ながらの方法でつくられています。黒い見た目が特徴ですが、炭化させることで紫外線から守られ耐候性・耐久性が増しています。表面の違う3種類があり、磨きという黒くなった杉板がこれ。最初の写真の板に一番近い物です。
焼杉板 磨き2

2つ目は表面が焼いた直後のような炭付きです。
焼杉板 炭付

3つ目は浮造りという、木目だけが黒くなった表面です。これもちゃんとした焼杉板ですよ。
焼杉板 浮造り

実際の家に使われると古い日本家屋の趣が出ます。
焼杉板 施工例1

現代風のデザインで使われた例でも、違和感がありません。むしろ塗装で黒い訳ではないのがカッコイイ印象です。
焼杉板 施工例2

夜になると見え方が変わり、昼のときより壁が明るく感じます。
焼杉板 施工例3

外壁だけでなく塀にも使えますよ。
焼杉板 施工例4

価格は一束5,600円(税別)からで、平米単価だと1,723円からになります。炭の微粉による汚れを抑え黒色を鮮明にする塗装を、一束当たり3,300円で行ってくれます。
焼杉板 価格表

日本の伝統的な建材ですが、最近では耐候性・耐久性と深みのある独特の黒色が海外でも人気のようです。純和風の家だけでなく、洋風デザインの家にも合うので頷ける話ですね。(世界に広がる日本の伝統的外装材「焼杉」の魅力)

この建材のポイント

オススメなのは? 塗装では出せない深みのある黒い外壁にしたい人
一番の強みは? 焼いた事による黒い見た目と耐候性・耐久性
施工の強みは? 普通の杉と同じ取り扱いでOK
今回ご紹介した建材メーカー
シンリン共同株式会社
〒693-0004 島根県出雲市渡橋町994-1
TEL0853-23-6988
FAX0853-23-6988
※ お問合せの際は「建材ダイジェストを見た」とお伝えいただければ幸いです。
WEBhttp://www.shinrinkyodo.co.jp/
建材ダイジェスト 編集部

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