磁石がくっつく特許商品の塗料!中ペン塗装「マグピタペイント」
塗るだけで磁石がくっつくようになる塗料があることをご存知ですか?
磁石がくっつく壁 | 有限会社 中ペン塗装店
http://www.nakapen.jp/
製品特長
秘密は特殊な金属粉
磁石がくっつく理由は、塗料に特殊な金属粉が混ぜられているから。磁石ではないので電子機器を近くに置いても大丈夫です。
「マグピタペイント」= 金属粉 + 水性塗料
水性塗料と金属粉を混ぜると、色はグレーになります。まずはそのグレーになった「マグピタペイント」を塗り、その上から好きな色の水性塗料を塗り重ねます。
こちらは重ね塗りまで終わったサンプル5つ。ちゃんと磁石がくっつきますね。これらサンプル以外の色を塗ることもできます。
塗料だからといって、ツルッとした表面にしかならないわけではありません。多少凸凹したゆず肌に仕上げた表面のサンプルがこちら。
こちらは外壁で多く使われる見た目と同じ表面のサンプルです。
こんな使い方も
磁石がくっつくとどんな使い方ができるのか試してみました。磁石でちょっとしたメモを貼り付けて置けば、壁に穴があくこともありません。
1kg〜2kgまでは付けられるので、よく使うカギを引っ掛けておくこともできます。
中身の減った箱ティッシュをこんな風に乗せることもできました。
施工方法
施工手順
- シーラーを塗ります(接着剤を溶かしたもので、ホームセンターで買えます)。
※シーラーには重ね塗りをする塗料同士がくっ付きやすくなる働きと、仕上がりにムラが出ないよう防止する役割があります。 - シーラーが乾くまでに、金属粉と水性塗料を混ぜます。トロトロとした粘度を持つ程度まで金属粉を入れますが、量は目分量で大丈夫です。金属粉の量が多いほど強くなり、弱い磁石でもくっつきやすくなります。
- シーラーが乾いたら、「マグピタペイント」をコテか吹き付け(タイルガンを使って塗る方法)で塗ります。
- 半日乾かします。乾いた状態がこちらのグレーの部分。
- 塗った「マグピタペイント」が乾いたら、上から好きな色の水性塗料を塗って完成です。こちらが水性塗料で上塗りをしたサンプルです。
施工の強み
磁石をくっつけられる家具として、スチール製のマグネットボードがあります。37cm×78cmサイズで2.25kgあるので、壁に穴をあけてネジで留める必要があります。磁石をくっつけられるのがボードの範囲だけで、頻繁にボードの位置を変えると壁の穴が増えてしまいますね。
価格
「マグピタペイント」は金属粉と水性塗料のセットです。価格は税別2,000円(送料込)/1kgで、約1㎡塗れます。
施工実績(追記 : 2018年4月10日)
- 東北大学の寮
- 青森県庁
まとめ
普通に画鋲をさすこともできますが、磁石があれば壁に穴を空けずに済みます。キッチンの壁に塗れば、冷蔵庫に貼っていたメモがなくなるかもしれません。上から自分の好きな色を塗れるので、お部屋のイメージを崩すこともありませんね。
この建材のポイント
オススメなのは? | 壁に穴を空けたくない、テープののりを残したくない人 |
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一番の強みは? | 磁石がくっつく壁にでき、上から好きな色を塗れる |
施工の強みは? | ベニヤ板・せっこうボードに施工できる |