お部屋の壁と床に同じ無垢材をつかって統一感をもたすIOC「ミュールシリーズ」
これまでお部屋の壁と床の建材選びは「壁はこちらのラインナップからどうぞ。床はこちらのラインナップからどうぞ。」といったように場所毎にそれぞれ選ぶことが当たり前でした。そんななか壁材と床材を切り離して考えるのではなく、壁と床をひっくるめてデザインできる建材があります。
フローリングのIOC アイオーシー株式会社「ミュールシェン 壁面材「質感コーディネートアイテム」詳細ページ」
https://www.iocjapan.biz/cgi-bin/collection/coordinate/?DOC_NO=20140220130530&ACTION=DETAIL
壁と床をひとつの無垢材で
「ミュールシリーズ」では壁と床に同じ種類の無垢材でまとめる選択肢を提案しています。全部で3種類あるので、それぞれみていきましょう。
1. ミュールノア
ウォールナットが使われた壁材です。
斜めからみるとこんな感じです。各木幅はいずれも58ミリで厚さは9ミリか15ミリ。そのため凹凸ができています。濃い色と白い色の濃淡もアクセントになっていますよね。
遠くからみた施工例がこちら。空間一体を支配する、そんな感覚です。
レイスブロック建築設計事務所
2. ミュールシェン
こちらはオークをつかった「ミュールシェン」。
同じく9ミリまたは15ミリの板を貼り合わせています。
施工写真はこちら。さきほどよりも明るい印象を受けますね。ダウンライトがとてもよく映えます。
リツデザイン建築設計事務所
3. ミュールバリエ
最後は4種類の木材を組み合わせた「ミュールバリエ」です。オーク・ホワイトアッシュ・ヨーロピアンバーチ・炭化処理したクルミの4種類が、600ミリ×1200ミリで使われています。
斜めからみるとこんな感じです。
縦にも貼れます。表情も変わりますよね。
統一感を出すため、塗装も同社のフローリングと同じものが施されています。
- ミュールノア : オスモクリアオイル
- ミュールシェン : オスモクリアオイル
- ミュールバリエ : 自然塗装仕上げ
施工方法
ミュールシリーズはのりと釘を併用して壁に取り付けます。
ミュールノアとミュールシェンは幅58ミリ× 乱尺(長さいろいろ)× 厚さ9ミリor 15ミリの木が納品されます。そのため、どの木を合板のどこに貼っていくかは工務店・設計士の腕の見せ所になります。
一方、ミュールバリエは最初から木と合板が組み合わされて納品されるので、パネル形式で施工していけます。パネルサイズは600ミリ×1200ミリ× 厚さ15ミリ〜29ミリ。横から見ると、こんな感じで木と合板はくっついています。施工性はミュールバリエに軍配が上がります。
価格
価格はアイオーシーの御見積りフォームからのお問合せとなります。在庫があれば約3日で発送されます。価格はミュールノアが13,500円/㎡(税・送料別)でミュールシェンが10,500円/㎡(税・送料別)、ミュールバリエが19,800円/㎡(税・送料別)です。
まとめ
実際に見てみたい!という感想です。使われる場所はベッドボードの上やリビングの一部の壁など、さまざまとのこと。ウォールナットやオークの床材を使っているのであれば、今からでもおもしろそうです。
ミュールシリーズのまとめ
- 壁と床をひっくるめてデザインできる無垢材
- ミュールシリーズは3種類
- ミュールノアはウォールナット、ミュールシェンはオーク、ミュールバリエはオーク・ホワイトアッシュ・ヨーロピアンバーチ・炭化処理したクルミの4種類を使っている
- 施工はのりと釘。ミュールバリエのみパネル形式。
- ミュールノア : 13,500円/㎡(税・送料別)
ミュールシェン : 10,500円/㎡(税・送料別)
ミュールバリエ : 19,800円/㎡(税・送料別)
この建材のポイント
オススメなのは? | 部屋に統一感を出したい! |
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一番の強みは? | 色やインテリア以外でのトータルコーディネート手法としてつかえる |
施工の強みは? | のりと釘を併用して壁に施工する |