和モダンな樹脂畳!キツタカ「リラクゼーション畳」
こんにちは、ゆーりんです。
今日はリフォーム産業フェア2016で見つけたモダンな樹脂畳を紹介します。
新感覚の和室
近年斬新的なデザイナーがいろんなインテリアを提案する中、単純に縁なし正方形の畳というだけでは目新しくありません。そんな中株式会社キツタカは「リラクゼーション畳」を展開し、次の特長で差別化を図っています。
リラクゼーション畳の特徴
- 畳表と床材の間に竹炭シートを入れている
- カラーバリエーションが8種類
- 水拭きができる
最大の特徴は、竹炭をフィルム上した「竹炭シート」を使っていること。表面材と床材でサンドイッチしています。竹炭は優れた調湿効果と空気を浄化し脱臭性能があることは昔からよく知られており、その性能は半永久的ともいわれています。マイナスイオン効果がある床材は珍しいですね。
カラーバリエーションは8種類。純和室の色あいから明るい赤ベースやダーク系など周囲のフローリングの色やデザイン感覚で選ぶことができます。
この模様も実は一品一様。繊維の配置に関してはランダムで一枚一枚違う表情に仕上がります。オリジナルを求める方には最適ですね。通常の畳は水に弱いですが、リラクゼーション畳は防水防汚加工がされています。ですのでちょっとお茶をこぼすくらいでしたら問題ありません。室内犬・猫といったペットが粗相しても大丈夫ですね~。
サイズは?
83センチ×83センチとなっています。通常の畳が自由にカットできることを踏まえると、サイズが一種類であるのは違和感があるかもしれません。ですがリラクゼーション畳は部屋に敷き詰めるのではなく、フローリングの一部に畳を置く感じです。いわゆる畳寄せに広いフローリングを使用する感覚。
厚さは?
一般的な畳の厚さは55ミリであり、これはバリアフリーにする場合調整が必要です。一方、このリラクゼーション畳は厚みが16ミリですので周りのフローリング等と厚さもさほど変わりません。省施工な点ポイント高いです。
配置でデザイン変わる?
一品一様の繊維模様を生かした配置も楽しめます。順目配置は目の方向を揃えることで統一感を演出できますし、市松配置は目の方向を交互にすることで光の加減で市松模様になります。四畳半などの正方形のスペースでしたら市松模様。長方形のスペースなら順目が美しく映えますね。
こんなにも自由で新しくなった「畳」。和室のあるべきを超えて長所を上手に取り入れる、これが新世代のネオ和室とでも言えるのではないでしょうか。
以上、ゆーりんでした!
この建材のポイント
オススメなのは? | フローリングの中に畳敷きの一角を設けたい人 |
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一番の強みは? | カラーバリエーションが8種類で防水防汚加工されている |
施工の強みは? | 厚みが16ミリでフローリングと同程度だから、下地レベルの調整が不要 |