秋田杉は10年前柔らかくて傷がつきやすい理由から敬遠されていたが、最近では触り心地が良いため人気が出てフローリングになっている
日本三大美林に育つ秋田杉。これまで天井材・腰板・建具板として主に使われてきましたが、近年では触り心地の良さから床材として登場しています。
秋田杉フローリング ねまる|高橋林業
http://www.akita-sugi.com/syouhin/ap36.htm
秋田杉フローリング ながまる|高橋林業
http://www.akita-sugi.com/syouhin/ap18.htm
高橋林業は秋田杉の床材「ねまる」を発売。「ねまる」は秋田弁で座るという意味で、その触り心地の良さを座って実感してもらいたくて名付けたとのこと。
最大の特長は厚さが42mmと通常のフローリングの約3倍あること。この厚さにより歩いてもたわんだり軋んだりしません。ちなみに2階床のフローリングを1階の天井とする事もできる厚さです。
もともと鴨居用として活躍していた秋田杉。鴨居は一寸五分(42.18mm)×4寸(121.2mm)としっかりした柱です。その系譜を踏まえ42mmという厚さになっています。
鴨居も和室の中では目立つ場所。そのため節も少なく木目も美しく、無塗装でこんな感じ。
他の杉にはない白とほんのりピンクのコントラストも特徴。
商品名 | 秋田杉プレミアムフローリング42(ねまる) |
---|---|
サイズ | 3650×42×105mm |
表面仕上げ | サンダー仕上げ(無塗装品) |
等級 | 小節程度(基本色は白になりますが、一部赤も出ます) 節補修なし |
ケース入数 (ケース㎡数) |
4枚(1.53㎡) |
販売価格(税込み) | 19,000円/ケース |
㎡価格(税込み) | 12,418円/㎡ |
備考 | 受注生産品 |
「ながまる」という商品ラインナップもあり、こちらは「ねまる」よりも厚みも薄くお手頃。その分節は多め。ちなみに「ながまる」は横になって休むという意味の秋田弁。
厚さは12mm・15mm・30mmの3つ。「ねまる」が対応していない場所に活用でき、既存フローリングの上にも貼れます。写真は30mm。
表面はこんな感じ。
使い込むほど味もでます。
節・割れは補修されています。
壁にも使えます。
「ながまる」は10種類あり、違いは長さ・厚さ・等級・ケースに入っている数です。
能代市から最大30万円の補助金も出ています。
http://www.city.noshiro.akita.jp/c.html?seq=10993
この建材のポイント
オススメなのは? | 手触り・足触りにこだわりたい! |
---|---|
一番の強みは? | 触り心地! |
施工の強みは? | マツより柔らかく加工しやすい |