傷つきにくいフローリング「hydro cork」に缶コーヒーを落としても、本当に傷がつかないか確かめてみた
以前記事にした「hydro cork(ハイドロコルク)」はコルクを芯材に使うことでクッション性を向上させ傷がつきにくい特長がありました。そこで実際に缶コーヒー(中身入)を落としても傷がつかないか確かめてみました。
hydrocork(ハイドロコルク) : 世界初、コルクを芯材に使った超薄PVCフローリング by WICANDERS
http://www.ad-world.co.jp/hydrocork.html
今回の実験に使うサンプルはキャッスル ラフィア オークです。
表面は木目に沿って凹凸があり、断面は4層構造です。表面からプリントフィルム(0.55mm)、PVC(塩ビ)、圧縮コルク、PVCになっています。
裏面はこんな感じ。
さっそく缶コーヒーを、71cmの高さのテーブルから落として実験です。
ちょうどいいところにカタログ三等兵(※)がいます。(※ カタログ三等兵は建材ダイジェストのライターで、カタログを読み込むことが趣味の人)
落とさせました。
ゴンッと結構な音がしましたが、キズは見当たりません。
ちなみに缶の角(右下)はへこんでいます。
無垢の床材に落とすとこのような感じ。
へこんだというか、割れたようなキズがつきました。ごめんなさい。
もっと高いところから落としてみましょう。今度は121cmの棚の上からです。
さて、どうなるでしょうか。
缶は大きくへこんでいるのに、ハイドロコルクには缶の形のへこみが見当たりません。
よ~く見ると赤丸部分が欠けたように凹んでいるのですが、わかりますでしょうか。
最後は公園のすべり台の上(240cmの高さ)から落としてみましょう。
衝撃でハイドロコルクが跳ね上がりました。
パッと見てどこに傷ついたか分かりませんね。草がクッションになっちゃったかもしれません。
通常の無垢床に比べ傷がつきにくいのは本当のようです。土足・ヒール・ショッピングカートが行き来するお店でも安心して使えますね♪値段・施工方法等の詳細は過去記事をどうぞ。
この建材のポイント
オススメなのは? | よく床に物を落としてへこます人 |
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一番の強みは? | コルクのクッション性・静音性・保温性 |
施工の強みは? | カッターで切って、置いてハンマーで叩く2工程 |