バリアフリーはさりげなく~♪DAIKEN大阪ショールームレビュー!
今回、大阪の梅田阪急ビルオフィスタワー20階にあるDAIKENのショールームに行ってきました!大阪に到着してから目的ビルを探すまでに道に迷った編集長と小林ですが、20分後に無事たどり着く事ができました。
さっそく行ってみましょう!
備えあれば憂いなし!?「さりげなく」がつまった建材5選
エレベーターで20階まで行くと、そこにはDAIKEN、TOTO、YKK APのコラボレーションショールームがあります。DAIKENのブースは、入ってすぐ左手のところ。床や壁やドアなど「おもいやり」「LDK」などのテーマ別に配置されていました。特に取材して気になったのは「バリアフリーにさりげなく備える」商品を開発されていること。そこで今回は「さりげなく」備えられる商品をご紹介します。
1. トイレのドアにさりげなく
まずはトップバッター「ひきドア」!以前別記事でもご紹介した、あの「ひきドア」と感動のご対面です。
実際に触って感じたのは「扉が軽い!」こと。意外と引戸って、ぐっと押す必要がありますが「ひきドア」は扉を滑らせるような感覚です。
実際はこんな感じです。
中も見てみましょう。実はトイレに座ったまま中から扉が閉められる手すりもあるんです(オプション品です)。
「座ったはいいものの、取っ手が便座から遠く、中から閉めれない!」なんてことも解消できそうです。高齢の方であれば、杖代わりとしても利用できますね。ぱっと見、普通のトイレの扉なので「高齢者用」「車いすの方用」といった主張も弱めで、幅広い年代の方に老後の備えも含め提案できる商品だと思います。
価 格 | 226,000円〜276,000円/セット(税別) |
サイズ | [枠外巾]1195mm、[枠外高]2033mm、[最大有効開口]1135mm |
2. ネコの爪とぎ対策にさりげなく
こちらは傷がつきにくい壁「ハピア ベイシス レセプト ハードタイプ」。なんとネコちゃんの爪痕が残らない程丈夫なんです!ネコを飼っていると、どうしても障子や壁が削り取られていきますよね。新築の家で爪を研がれたらショック…、そんな悩みを解決するのがこの壁です。
効果がどれくらいか、試しに10円玉で壁を削ってみると…なんということでしょう…っ!10円玉の方が削れてピカピカになりました。そして壁は無傷!なんて強度だ!!これはぜひネコを飼われている方、または将来ネコを飼いたい方には知ってほしいですね。
価 格 | 8,100〜15,400円/梱 |
サイズ | [腰パネル]厚さ3mm、幅151.5・303・455・606mm(有効化粧寸法)、高さ[腰パネル]800mm |
「ハピア ベイシス レセプト ハードタイプ」についての詳細はこち →http://www.daiken.jp/b/kabe/14_021.html
3. ちょっと腰をかけたいときにさりげなく
次にご紹介するのは「格納イスSS」。普段は壁で、そしてちょっと腰をかけたい時にイスになるんです。玄関先に設置すれば、靴をはいたり脱いだりする際かがむ必要がなくなります。ちょっとした手荷物を置く事もできます。スペースをとらないのも良いですね。
耐荷重は100kgまで大丈夫。編集長が座っても安心です。
価 格 | 49,200円/梱 |
サイズ | [閉めた状態]370×420mm、[座面の出寸法]283.5mm |
耐荷重 | 100kg |
4. 両手がふさがってドアを開ける時にさりげなく
大量に買い物した時など、両手がふさがってる時にドアを開けるのは大変ですよね。こんな風に肘でレバーを下げて入る経験ありませんか?
こちらの「ショートストロークレバー」、レバーを軽く指で(10度)下げるだけで簡単に開け閉めできます。下げ幅が少ないので、体勢をそこまで崩すことなく入れますね~。
価 格 | 6,480円 |
梱包内容 | 錠×1、プレート×1、固定ビス×2 |
「ドアラッチ newRⅢ用箱錠(ショートストローク用)」について詳細はこちら→https://www.daiken.jp/service/product/detail?id=325&cate1=0&cate2=&cate3=
5. 騒音によるご近所トラブル対策にさりげなく
今度は天井材です。体験コーナーでカスタネットを聞き比べてみました。普通の天井だと音がビンビンと響きましたが、「クリアトーン12S」では音が残らず、すうっと消えていくような感じでした。
価 格 | 8,200円/梱 |
サイズ | 厚み12mm、303×606mm |
梱包・入数 | ダンボールケース18枚(3.3㎡)入り |
基 材 | 調湿ロックウール吸音板(12mm) |
「クリアトーン12S」について詳細はこちら →https://www.daiken.jp/b/tenjo/15_019.html
ショールームを終えて
天井から床まで、すべてDAIKENの製品で作り上げられていました。ラインナップ数の多さにも驚きましたが、特に「バリアフリーを全面におさない、さりげないバリアフリー」の商品が印象的でしたね。
今はピンピンしていても、20年後、30年後の自分の様子はなかなか想像しにくいですよね。今は”バリアフリー感”のある商品にちょっとした抵抗を感じていても、バリアフリー感が薄い商品があることを知りました。
”バリアフリー”というより、”からだに親切”と言う方がしっくりくる、と感じた小林でした!