2001年に日本初の不燃木材認定を取り、国の抜き打ち検査もパスしているアサノ不燃「SUS▲NOH(スサノヲ)」
商業施設や公共施設では火事により内装が燃えて避難しにくくなるのを防ぐために、内装に燃えにくいものを使う内装制限があります。そのため内装材に木を使いたくてもイミテーションで代用せざるをえませんでした。そんななか「SUS▲NOH(スサノヲ)」は日本で初めて不燃木材の認定を取り、国の抜き打ち検査もパスしています。
セルフネン不燃木材 SUS▲NOH | 株式会社アサノ不燃
http://funen.jp/wp/susanoh/
不燃材料の定義は「直接火が当たっても20分は燃えない性能」で、「スサノヲ」はホウ酸・ホウ砂が中心の不燃処理液により国の試験をパスしています。
こちらは無塗装のスギのサンプル写真です。不燃処理されていても特に見た目に変化はありませんが不燃液の分だけ通常のスギの約2倍、硬く重くなっています。不燃液体は水に溶かし木に染み込ませているため、水で流れやすいので外装ではNGとのこと。
どれだけ燃えにくいかの比較動画がありました。
左から鉄・アルミニウム・不燃木材・木材の順番です。
カセットボンベ式のガスバーナーをそれぞれセットし燃やし始めます。
鉄とアルミニウムは変化が分かり辛いですが、不燃木材は炭化し燃やされている部分が真っ赤です。普通の木材はもう炭化しつくしてボロボロに見えます。
アルミニウムと普通の木材がほぼ同時にブロックの重みに耐えられなくなりました。記録は2分30秒です。
次は鉄で、記録は3分10秒でした。
最後は不燃木材で記録は13分30秒です。
どれもポッキリ折れたり曲がったりしていますが、そうなるまでの時間には大きな違いがありました。
塗装バリエーションはウレタン塗装が6種類です。
表面にダメージ加工を施す古代シリーズは、荒引き加工・古材加工・洗い出し加工の3種類古代シリーズはワックス塗装になり、ワックスは6種類なので合計18種類のバリエーションです。
他にも表面に立体加工を施すことができ、7種類6色あります。
製品一覧はこちら。18mm厚×100mm×2000mmのスギ1枚が定価6,800円。自県の県産材を持ち込めば不燃処理の加工サービスも提供しています。県産材を使用すれば補助金をもらえる場合は不燃木材化することで、可能性が広がります。
国産材や県産材の使用が推奨されている中、商業施設や公共施設で内装制限を突破し使用できる建材です。
この建材のポイント
オススメなのは? |
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一番の強みは? | 日本で最初に不燃木材認定を取り、抜き打ち試験もパスした |
施工の強みは? | 使い方は通常の木材と同じ |