不燃木材「プラセラウッド」を燃やしてみた! 果たしてその結果は…!?
こんにちは!小林です!
今日も晴れて良い天気♪ 実験日和ですね〜!
ん?上の写真の編集長が気になる??まあそれはおいおい分かると思うので置いといて…
じゃん!!!
今日は以前プラセラムさんから頂いたサンプルを使って、プラセラウッドを燃やしてみます!
不燃性を確かめるためですが、どうなるか楽しみです!
※プラセラウッドについてはこちらの記事を参照ください。→不燃木材「プラセラウッド」、創業29年目にして取り組んだ理由とは!?)
それではレッツゴー……っとと…あっ!!!!
あっちゃー!!い、いけない!大事なサンプルを落としちゃった!
???「ちょっとそこのあなた、お待ちなさい。」
私「へ?」
ザッ………
池の精「私は、池の精。あなたが落としたのは、この燃える木ですか?それとも燃えない木ですか?」
私「…え…あの、編集ちょ」
池の精「あなたが落としたのは、この燃える木ですか?それとも燃えない木ですか?」
私「…両方です(笑)」
……
池の精「正直者ですね。ではさっそく両方の木を燃やしてみましょうか!!さあ、いきますよ!」
……
編集長(元 : 池の精)「セット完了!」
私「相変わらずセッティング早!」
編集長「着火!」
………
私「な、なんかどっちも燃えてる気がしますけど…これ大丈夫なんですか!?」
編集長「それは……わかんない!」
私「えーーー!!!?!」
…
……そして7分後、無事鎮火。↓こうなりました。
私「うーん、普通の木材の方が表面がボロボロですね。」
編集長「んー……。よし、切ってみるか」
……
プラセラウッドの方は簡単に切れましたが、普通の木の方は刃がひっかかってガタガタになりました。
私「普通の木の方がやせ細っちゃいましたが、あまり違いが出ませんね。」
編集長「んー……。よし、もっと燃やしてみるか」
そしてさらに燃やしてみた結果……
普通の木には火が燃えうつっちゃった!!
プラセラウッドの方はというと……
おおおおお!!!火の気がない!!!!
プラセラウッドは真っ黒になってはいますが、原型をとどめています!
薬液の関係でしょうか、熱いうちはちょっと粘つきがありました。
薬液がぶくぶくしてゴジラの体みたい!でも冷えたあとはぶくぶくしていた薬液はカチコチに固くなりました。
……
私「すごい!こんなに違いが出るんですね!」
編集長「ね!よし、割ってみよ!!!えいっ」
……
編集長「すごいさっくり折れちゃった…。こんなんなっちゃったよ…泣」
音もサクサクしていて、まるでパイの実みたいでした。
対してプラセラウッドは……?
編集長「ぐおおおおおお!!!!!プラセラウッドかたいいいい!!!!!」
編集長がその後も奮闘を続けましたが、プラセラウッドはピクリともしませんでした。
……
…結果!
プラセラウッドは、黒くはなるけれど 燃えない!
プラセラウッドの不燃性は確かです!
あなたも、サンプル送ってみませんか?
このように、サンプルをお送りいただければ建材ダイジェストにてその性能を記事にさせていただきます。
詳しく話を聞きたい方はお問合せフォームまでご連絡ください。
ぜひ、たくさんのサンプルをお待ちしております!
今回紹介したプラセラウッドについて
今回実験させていただいた建材は、株式会社プラセラムさんの「プラセラウッド」です。
実験の結果、プラセラウッドの不燃性を確かめることができました。また、以下の事も分かりました!
- 普通の木は燃やすと焦げ臭くボロボロになってしまう。
- プラセラウッド表面は黒くなったけれど、中まで燃えることはなかった。
焦げ臭くはなく、香ばしいスナック菓子のような匂いがする。 - 加熱すると、木にしみこませている薬液がぶくぶくしてくる。
加熱時は粘つきがあるが、冷やすと固まる。 - プラセラウッドはのこぎりで切断しやすい。切り口もきれい。
なぜプラセラウッドは燃えなかったのか。それは木の内部に隙間なくホウ酸塩(不燃性薬液)をしみ込ませている(含浸している)から。
加熱したときに炭化するので、火が燃え移らないんですね。プラセラウッド、恐るべし!