DIYできる「カベハリ」は無垢杉板をそのまま壁に貼れちゃう♪
部屋をおしゃれにする壁紙DIYが人気ですよね~。特に最近では木プリントの壁紙が人気。
以前の壁紙の紹介記事でもヘリンボーンや古材調の壁紙など多かったように思います。
そんななか、”まるで本物の木のような壁紙”ではなくて”本物の木の壁”として使え、かんたんに貼れちゃう「カベハリ」を見つけたので紹介したいと思います。
カベハリ 粗削り 無塗装
http://zaimoku.me/kabe/kabehari_arakezuri/
本物の木を貼って壁紙がわりにする♪
「カベハリ」は2月12日にみんなの材木屋から発売された壁に貼れる無垢杉材です。釘も接着剤もいらず、白いテープを剥がして壁に貼るだけでOKな点が最大の特長。
素材は杉でサイズは長さ90センチ × 幅11.3センチ × 厚み0.6センチとなっています。壁際のサイズ調整はのこぎりカットでOK。
施工OKな壁・NGな壁をまとめると次の通りです。
【施工OKな壁】
- 塩ビの壁紙
- 石膏ボード
- 合板
【施工NGな壁】
- 塗料でペイントした壁
- フッ素処理した壁(フライパンの底のようにつるんとした壁)
- エンボス加工された壁
- コンクリート、モルタル、撥水処理された壁
購入前に貼りたい壁にセロハンテープがくっつくかどうか、一度確かめてください。
よくくっつくようであれば、大丈夫な可能性高いです♪
手で触った感じは「すべすべ」というよりも粗削りでワイルドな印象。節が抜けている箇所もあり無垢ならではの表情が楽しめます。
本物の木なので無垢ならではの調湿効果も期待できます。一方で、直射日光で日焼けをしたり、ストーブやエアコンといった急激な湿度変化で収縮やひび割れが発生することがありますので、屋外といった湿気や乾燥がひどい場所は避けましょう。施工場所としてはリビングボード・寝室のベッドの頭の上・トイレの壁といった場所に加え、お部屋の一面だけ施工してアクセントクロス代わりとしても使えます。
色のラインナップは
- 無塗装
- ライトモカ
- ダークモカ
- アッシュグレー
の4種類です。
価格は
- 無塗装の場合…税込8,400円/箱(2㎡分、20枚入り)
- カラー品の場合…税込15,120円/箱(2㎡分、20枚入り)
で1箱の重さは約5Kgとなっています。
購入はこちらの販売サイト「みんなの材木屋」から買えますよ。
まとめ
無垢の「床」はよく見かけますが、DIYで後貼りできる無垢の「内壁材」は珍しいですよね。編集部が知らないだけ…?(汗)
使用する杉を調べてみると、兵庫・鳥取・岡山の間伐材を使っていることがわかりました。
私たちが住む日本の国土は面積の約6割が森林という自然豊かな場所である一方、森林整備の課題も抱えています。
良い森を作るために適切な間伐をする必要があるのですが、その「間伐材」が商品にならないため間伐が進まない状況が生まれています。
また、細かったり曲がったり、節が多かったり色が悪かったりと”悪者扱い”されがちな間伐材を「カベハリ」は手軽に楽しめるDIY商品として蘇らせています。
ちょっとそんな背景に思いを馳せながら、「カベハリ」を壁紙選びの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?
この建材のポイント
オススメなのは? | 本物の木の「壁」にしたい! |
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一番の強みは? | 無垢を手軽に楽しめる |
施工の強みは? | 釘・のり不要で、テープ剥がすだけでOK |