塗る断熱材!?5℃も涼しくなる水性断熱塗料「ペンタガード」

熱伝導率の低い「中空セラミックビーズ」
施工方法は？
塗装で今からカンタン猛暑対策だ！

今回は水性の断熱塗料「ペンタガード」をご紹介します。

ペンタガード | 株式会社エクセラ
http://exela.jp/product/pentaguard/

熱伝導率の低い「中空セラミックビーズ」

ペンタガードの仕組みイラスト
熱の伝わりやすさを示す「熱伝導率」という指標があり、数値が小さいほど熱を通しにくいのですが、このペンタガードには熱伝導率の低い「中空セラミックビーズ」が含まれています。これにより、塗料に断熱性能が加わっています。外壁に塗ればヒートブリッジの心配が減ります。

エクセラの実証実験動画によると、外壁と屋根に塗った状態で最大5.4℃もの差が出ていました。

参考 : 8種類の試験項目とその成績

試験項目	成績	JIS規格
熱伝導率(kcal/mh℃)	0.013	定常法熱伝導率計
耐衝撃性	落下試験(高さ350mmから質量500g)で衝撃による変形があったが塗膜の割れや剥がれを認めない。	JIS K 5400
基盤目テープ試験	10点(25/25) ※2mm間隔 25ます	JIS K 5400
伸び率(%)	13	JIS K 7113
吸水率(%)	0.0%	JIS K 6916
透湿性(g/㎡・24h)	61	JIS K 5400
促進耐候性(1000時間)	異常を認めない。	JIS K 5600
耐塩水性(120時間)	異常を認めない。	JIS K 5400

下記状態での試験成績となります。

塗装方法 : こて塗り
塗膜厚 : 0.5mm
試験板 : 鋼板
熱伝導率用試験片 : フリーフィルム

ホルムアルデヒド等級もＦ☆☆☆☆認定を受けています。

製品仕様

ペンタガード商品画像

容量	14kg 1液タイプ
用途	外装・屋根用(つや消し )
塗装部位	建物の外壁/屋根ほか(歩行面は不可)
対象建材	鉄、木材、サイディング、スレート、コンクリート、発泡コンクリート、ボード、アルミ、ステンレス、タイル、ブロック、レンガ、からわ、ガラス、その他 (フッ素加工等の一部を除くほとんどの建材に塗付できます)
塗装耐用年数	10年以上
対応塗装方法	刷毛、ローラー、吹付け、コテ塗り
カラーバリエーション	100色以上
参考価格	3,500円 (1m²辺り)

株式会社エクセラペンタガードのページ → http://exela.jp/product/pentaguard/
お問合せ電話番号 → 03-6435-4273

施工方法は？

電話取材で施工方法についても聞いてみました。

刷毛塗りやローラー塗りなどに対応していますが、一番効果が出る塗り方やおすすめの塗り方はありますか？: 「吹付け」が均一に塗れ一番効果が出ます。ローラー塗りも、塗りやすく飛散が少ないためおすすめす。

一番効果のある建材は何ですか？: ほとんどの建材に塗れますが、やはり金属のものに対して効果が高いですね。特に折板屋根が一番効果があります。

どこに使われる事が多いですか？: やはり一番効果のある折板屋根に塗られることが多いです。

塗装で今からカンタン猛暑対策だ！

猛暑で家の中に居ても暑い思いをして大変でした。「今年はどうにかしたい！」と思ったら断熱塗料「ペンタガード」ですね！

この建材のポイント

オススメなのは？	去年の夏、エアコンを掛けてても部屋が暑いと感じた人
一番の強みは？	塗るだけで5℃も涼しい断熱・遮熱性
施工の強みは？	通常の水性塗料と同じ施工でOK