DAIKEN「吸着フローリング」を実際に貼ったり剥がしたりしてみた
昨日「吸着フローリング」の記事をアップしましたが、とてもおもしろい商品だったのでサンプルを取り寄せて実際に貼ったり剥がしたりしてみました。(昨日の記事はこちら)
DAIKEN「吸着フローリング」 2016/6/17新発売
https://www.daiken.jp/news/newsDetail/787/
白い背景に5種類の吸着フローリングがランダムな角度で配置されオシャレです。
中には施工方法と施工イメージが載ったパンフレットと正方形のサンプル5枚が入っていました。
5枚のサンプルはそれぞれこんな感じ。それぞれ「アッシュ柄」「ウォールナット柄(ライト)」「ウォールナット柄(ダーク)」「チェリー柄」「バーチ柄」です。
裏面は白い糊が既に塗ってあるような見た目です。
薄い透明なフィルムが貼ってあり、剥がして貼って上から押さえるだけの施工です。白い吸着部分を触ってみても糊やジェルのようにベタベタしておらず、滑止めのゴムのような触感です。
さっそくサンプルを貼っていきます。
フィルムを剥がして置き、さっそく上から押さえつけてみます。
吸着力を確かめるため、吸着フローリングだけをつまんで持ち上げてみると張り付けたフローリングまで持ち上がるほどの吸着力でした。
しっかり吸着しているので、剥がすには結構な力が必要。
吸着部分が接着剤を使っていないので、剥がしても両方に跡が残りません。
もう一度貼ってみてもしっかり吸着でき、弱くなった感じはしません。
2回目に貼った吸着フローリングを再度剥がしてみましたが、最初よりは小さい力で剥がせました。
壁際などでは、壁までの長さに応じてフローリングをカットする必要があります。通常のフローリング材はノコギリでカットしますが、吸着フローリングはカッターでカットできます。こちらも試してみました。表と裏でそれぞれ2〜3回、切れ込みを入れます。表面は意外に硬く、ある程度の力は必要でしたが、裏面は表面ほどの力は要りません。
あとはパキッと折るだけ。ここでは結構な力が必要です。切れ込みが表裏でズレるとこのように段違いの切断面になってしまうので、切込む際は慎重に表裏を合わせた方が良いですね。
断面はこんな感じ。表と裏の切れ込みを合わせるために目印を付けた方が、キレイにカットできるでしょう。
ちなみに壁にも貼れました。
本製品は通常のフローリング材と異なり実(さね)がないため、1枚だけを交換することもできます。汚れたり傷ついた箇所をピンポイントに同じ柄で補修可能ですね。
主な製品仕様は以下の通りです。
製品名 | 吸着フローリング |
製品寸法 | 4mm厚さ、150mm×900mm |
基材 | 特殊MDF |
表面 | 特殊オレフィンシート |
裏面 | PVXシート+不織布付き吸着材 |
価格 | 12,000円/梱、12枚(1.62㎡)入り |
思ったよりも吸着力が強いので、小さなお子さんが走り回っても安心して使えます。また一度剥がしても吸着力も変わらないので、とりあえずやってみて失敗しても直せます。夏休みの工作感覚で気軽にやってみようと思える建材でした。
▼昨日の記事はこちら
この建材のポイント
オススメなのは? | 賃貸住宅に住んでいる人やDIYが好きな人 |
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一番の強みは? | しっかり吸着するのに、剥がしても跡が残らない |
施工の強みは? | クギや接着剤不要で、カッターだけでカットできる |