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冬の隙間風を無くしたい!実際にプロの業者を呼んでみた

二重サッシの採寸

「今年の冬こそ隙間風を無くして、暖かく過ごしたい…」と悩んでいませんか?

前回のコーカイ日誌12話で「車庫をリフォームしてネイルサロンにしたものの、リフォームせずに残した勝手口から冷たい隙間風が入る…」ケースをお届けしました。

オーナー(20代女性)も「今年の冬は隙間風を無くして暖かく過ごしたい」と悩んでおり、まだ暖かい今のうちにプロの業者を呼んで対策することになりました。

というわけで今回は実際どんな感じで現場確認が行われ、どのような対策をすることになったのか、その様子をお届けします。

確認の結果:二重サッシ(内窓)をとりつけることに

現場は福井県大野市にあるネイルサロンです。店舗は元々、車を入れておくガレージとして使用されていた建物。そのため窓や扉のサッシがしっかりとした断熱性能を持っていません。

建物自体は昨年に大きくリフォームしたのですが、家への通用口として使用されていた扉だけはそのままの状態になっていました。扉は必要だし、玄関側だけしっかりとリフォームされていれば大丈夫だろうと思っていたそうです。

しばらくそのまま使用していたのですが、冬を迎えるとどうしても隙間風が寒い。風のない日も窓が冷えて部屋の温度と湿度が下がってしまう状態でした。

二重サッシをとりつける窓
実際の扉がこちら。カーテンがかかっていて若干見にくいかもしれませんが、大きさ的には一般的なお家の扉と大差ありません。

診断の結果「サッシを交換するよりも、部屋の内側にもう一枚扉を付けた【二重サッシ】にした方が断熱性も上がるし、費用も安く済みますね。」とのこと!

「二重サッシという対策方法は想像していませんでした」とオーナーも意外な様子でしたが予算と目的も納得できたため、進めることにしました。

サッシ全体の傾きまで細かくチェック

採寸中
「今のサッシと同じ大きさでいいのだから採寸など不要では?」なんて思っていましたが、測ってみると驚きです。

実はサッシ自体が少し傾いており、そのままの大きさでは施工できないとのこと。やはり実際の枠の広さを計測してから、それに合わせて制作するようです。

さらに細かく測ってもらうと真四角と思っていた開口部分も若干大きさが違っています。そのため開口部の広さにきちんとあわせたサッシを施工しなければいけないとのこと。

枠・サッシの傾きなど細かい部分までしっかり説明してもらえると安心できますよね。

二重サッシは6cm~7cmの幅があれば十分施工できる

ここまで来て少し不安もよぎります。それは「サッシが二重になると室内に大きくはみ出してくるんじゃないか?」ということ。

今まで1枚だったものが2枚に増えるので室内がなんだか狭くなりそうですよね。机なども置いてあるので少し心配です。

そのことを業者さんに伝えると「大丈夫です!今の配置のままいけますよ!」との回答。サッシを追加すると言っても、そこまで広いスペースが必要なわけではなく6cm~7cmの幅があれば十分施工できるようです。

床 コンクリート
今回の施工箇所にはこのようにコンクリートがむき出しになっている部分がありました。ちょうど扉と室内床の境目ですね。ここがむき出しになっているのも冬は冷たくて少し困っており、見た目も悪く気になっていたそうです。

サイズを測ると、ちょうどこのコンクリートの上にサッシを施工できるそう。二重サッシが付くことでコンクリートも隠れるのは一石二鳥ですね。

既存の壁・床とうまく色を合わせることも重要なポイント

今回の施工箇所はネイルサロンの室内。既存の壁・床との色合わせも見逃せないポイント。部屋の雰囲気に合わせるのもそうですが、既存の扉との色の愛称も気になるところ…。

そこで、業者さんに相談してみると「たぶん大丈夫ですよ。色もたくさんありますし、他の既存窓と同じメーカーで揃えられますね!」との回答。既設の窓・ドアと浮かないよう統一する視点も重要なんですね。

カタログから選ぶ
サッシのデザインカタログを見てみると、種類も色もたくさんあります。サッシの形状はさほど大差ないように感じますが、その質感・色など種類も豊富で選ぶにも時間をかけられていました。

結局今の玄関に使用している物と同じメーカー(リクシル)、同じ色(ホワイト)で揃えることに。とりつける二重サッシ製品は「インプラス」です。

(2017年7月11日追記:実際に内窓施工の様子を取材しました。こちらの記事をご覧ください~)

目隠し効果のあるスリガラスにしても価格はそこまで変わらない

今回の扉は道路を走る車から丸見えの場所なので、なんとか目隠しもしたいとのこと。

ガラスをすりガラスにしたい
目隠しの方法として

  • ガラスにシール(ウィンドウシール)を貼る
  • スリガラス調のシートを施工する
  • ガラス自体をスリガラスのものに変更する

とオーナーは考えていたようで「一番いいのはスリガラスに変更してしまうことかなぁと思うのですが、なんだか金額が高くなってしまいそうで敬遠していたんです。ガラス自体に加工がされているものですからね…。」との様子。

そこで業者さんにも「スリガラス調のシートとかってありますか?」と質問したところ「ありますけど、ガラス自体をそういったものに変更した方がいいかもしれませんよ。金額も普通のガラスと大差ありませんし。」

価格表を見せてもらってびっくり。金額もそこまで変わりません。「それなら」ということでガラス自体をスリガラスに変更することになりました。あとは見積もりをしてもらうだけです。

既存扉の立て付け調整までしてもらった

扉の立て付け調整
帰り際に
「ここの扉が最近開きにくいんだよね~。鍵がしっかりとかからない。」なんて話があがると「じゃあ、今直せそうなんで直しておきますよ!」と言っていただき、これまたお言葉に甘えて修理が行われることに(笑)

サッシを開けたり閉めたり…、鍵をガチャガチャと開けたり閉めたり…。と、5分ほどで修理が完了!

修理した扉は開け閉めもスムーズ!鍵もしっかりと閉まるので防犯性も上がりました!これで安心。ここまでサービスしてもらえるのはありがたいですよね。こちらの扉は今後も使いますし。

立て付けが悪くなった原因を見てもらうと、隙間風防止テープが邪魔をしていたそうです。今まで隙間風が酷かったので、スポンジテープのようなものをサッシの枠に貼っていました。そのスポンジが分厚かったのでサッシがちゃんと閉まっていなかったんですね。

まとめ:現場に合った提案をもらえることが最大の価値

今回感じたのは現場に合わせたサッシやガラスを選ぶことの重要さ。やりたいことは隙間風対策ですが、現実的な施工イメージや金額のイメージが付きません。

そこで、今回のように業者さんに立ち会ってもらい、一緒に現場を確認できるのは良い機会でした。施主がしたい事・現場を見たからこそできる事、その両方を踏まえながら提案を受けられるので、出来上がりが楽しみです。

ここまでしてもらうと、出来上がりに対しての不安もなくなりますね。

次回は実際に二重サッシを取り付ける施工様子をレポします!どうぞお楽しみに~。

▼今回お願いした業者
住まいるガラス|福井・北陸のリフォーム 窓ガラスの断熱・防音なら中村加工所
http://www.n-kakousho.jp/

武澤 拓也

武澤 拓也編集長

1985年8月2日生まれ。福井県出身。 電子部品メーカーの経理、Web制作会社の営業を経て、2016年12月より現職にてWebメディアを運営。建材をどこよりもわかりやすく伝えます。
武澤 拓也のプロフィール

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