施工写真 記事を探す
更新日
公開日

【玄関寒い人必見!】リクシルの断熱玄関ドア「グランデル」

「家を暖かくしたい!」と思って玄関ドアに注目する方は意外と少ないですよね?

リクシルの断熱玄関ドア「グランデル」は、断熱サッシと肩を並べるくらい高断熱の玄関ドアです。

玄関ドアはついデザインにこだわりがちで、選ぶ際に性能面にまでなかなか目を向けられていないのも事実ですよね。

しかし、玄関ドアは家をあったかくする建材として、実は窓やガラスといった場所と比べても重要な場所です。

そこで今回はリクシルから発売された高断熱玄関ドア「グランデル」を深堀りしていきます。

1. 開発背景は「断熱サッシと肩を並べる高断熱玄関ドアを作る」

「窓と玄関をいっしょに提案できることが総合建材メーカーとしてのリクシルの強み。先に開発が進められていた『エルスターX』や『サーモスX』といった国内最高レベルの断熱サッシと一緒に使える高断熱玄関ドアで、家全体の断熱性能を上げよう」とリクシル開発担当者の西澤さんは語ります。

家を暖かくする方法として、つい窓やサッシに目を向けがちですが、玄関ドアだって外と中をつなぐ重要な場所ですよね。

そこに目を向けた商品ということが、西澤さんの言葉からもわかります。

2. グランデルの特長とは?

2-1. 断熱材が入るドアの厚みが60mmあり、普通の1.5倍の厚さ

断熱性能が「k1.5」となっていますが、これは国の「低炭素建築物」の認定をみたす高い水準です。

リクシルのこれまでの断熱玄関ドアには「ジエスタ」「アヴァントスIS」「DD」がありますが、いずれもK2.0~4.0となっていました(「断熱性能K」の指標についてはリクシルのこちらのページを参照)。

このことから「リクシルの玄関ドアシリーズの中で、一番高い断熱性能をもったドア」といえますね。

その性能をたたき出す要因として、ドアの厚さが60mmとふつうの断熱ドアと比べて厚くなっていることがあります。この空間に断熱材を入れ込んでいるので、厚くすればするほど断熱性能がアップする、ということがわかります。ちなみに普通の厚さは40mm程度なので、約1.5倍厚くなっています。

断熱パネルの厚さが増えた

引用元:LIXIL | 玄関まわり | グランデル | 特長 | 住宅の省エネ化
引用日:2017年1月25日

2-2. さらに断熱効果がアップするよう、複層ガラスを採光窓に取り入れている

玄関が暗くならないよう複層ガラスもドアの中にはまっています。
複層ガラスの空気層は通常6~12mmの厚さですが、グランデルは16mmと厚いです。
空気層内の気体も、アルゴンガス(普通の空気よりもよい)を使用しているなど、すごいです。

北海道の設計チームのリーダーを務めた、秋田直人さんは「北海道で日頃から結露や結氷に対するお悩みを聞いたり、実際に現場を訪れたりしていました。こうした結露などの課題は断熱試験の結果とはイコールではなく、“断熱性能が確保できれば問題なし”という進め方では解決できません。“断熱性能と結露性能の両立”こそが求められる高断熱ドアのスペックなのです。日頃北海道で経験している現場経験やこれまで蓄積した断熱ノウハウをアドバンテージにして、できる限りのことは行っていかなければならない。そういう部分をしっかり強化することで、現地のお客さまにも喜んでいただけるという想いで設計に取り組みました」

この窓ひとつにしても、現場の声を聞いて開発された様子がわかります。

さらにそのガラスも高断熱複層ガラスで「特殊金属膜」との記載もあり、Low-Eガラスがはまることがわかりますね。
Low-Eガラスについてはこちらの記事もご一読ください。

また複層ガラスであるため断熱アップに加え、結露防止にも効果を発揮します。

引用元:LIXIL | 玄関まわり | グランデル | 特長 | 住宅の省エネ化
引用日:2017年1月25日

結露対策にはペアガラスが効果的です。こちらの記事もお役立てください。

2-3. 「遮熱鋼板」をつかって、ドアが反る対策もしている

断熱玄関ドアのデメリットのひとつに、どうしても家の外と中の温度差によって、グッと反ることがありました。
グランデルでは遮熱鋼板をつかっているので、ドアの表面温度が上がらず反るリスクを軽減しています。

引用元:LIXIL | 玄関まわり | グランデル | 特長 | 住宅の省エネ化
引用日:2017年1月25日

2-4. 持ちやすいハンドル

持ち手と鍵穴が一体化し、スタイリッシュなデザインとなっています。

カードをかざせば開くタイプ(エントリーシステム)と、鍵であける2種類があります。
カートでかざす対応は鍵穴さえ隠れるので、ピッキング対策にも有効ですね。

引用元:LIXIL | 玄関まわり | グランデル | 特長 | 住宅の省エネ化
引用日:2017年1月25日

2-5. デザイン21種類 × カラー13種類

気になるデザインはおおきくわけると次の4つあります。

  1. 洋風デザイン
  2. ストリームハンドルデザイン
  3. モダンデザイン
  4. ラウンドモールデザイン

なかでも個人的に好きなのが洋風デザインですね~。ドアを開ける楽しさを感じます。

引用元:LIXIL | 玄関まわり | グランデル | バリエーション | 本体デザイン
引用日:2017年1月25日

3. 価格は?

ホームページによると364,000円~698,000円(税抜)となっています。

4. 防火地域・準防火地域でも使えるの?

グランデルは防火地域・準防火地域では使えません。同社の「防火戸FG-Eジエスタ」が防火対応品です。

まとめ

断熱効果に加え、見た目のおしゃれさも感じられる玄関ドアでしたね。

もともと北海道といった寒冷地での使用目的だった断熱玄関ドアが、国の省エネ住宅制度の促進に伴い本州までおりてくることを見越したラインナップともいえます。

ストック住宅(空き家)での玄関リフォームにも使えますし、これからの省エネ住宅のドア建材として知っておいて損はない玄関ドアです。

この建材のポイント!

こんな方にオススメ ストック住宅を買って、リフォーム・リノベーションしたい方、寒い地域に新築する方
一番の強みは? 断熱性能高いし、おしゃれ

編集部レビュー

リフォーム・リノベ度 ★★★★★ 5.0
DIY度 ★☆☆☆☆ 1.0
新築おすすめ度 ★★★★★ 5.0
補助金もらえる度 ★★★☆☆ 3.0
今回ご紹介した建材メーカー
株式会社 LIXIL
〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1LIXIL WINGビル
TEL03-3638-8205
FAX03-3638-8350
WEBhttp://www.lixil.co.jp/lineup/entrance/grandel/default.htm
武澤 拓也

武澤 拓也編集長

1985年8月2日生まれ。福井県出身。 電子部品メーカーの経理、Web制作会社の営業を経て、2016年12月より現職にてWebメディアを運営。建材をどこよりもわかりやすく伝えます。
武澤 拓也のプロフィール

第1回高性能建材EXPO

最近の記事