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リアルな質感を楽しめる、本気モードの塗り壁DIY材「DiyArt」

おはようございます、武澤です。

今回は先日のJAPAN DIY HOMECENTER SHOW2017で見つけた「DiyArt」をご紹介します。

リアルな質感を楽しめる、本気モードの塗り壁材です。

リアルな質感。

「DiyArt」は株式会社オンザウォールから発売された内外装用塗り壁材です。ラインナップには、

  1. CONCRETE ART(コンクリート風仕上げ)
  2. ANTIQUE ART(アンティーク調漆喰仕上げ)
  3. STONE ART(御影石風仕上げ)
  4. AGEING STAIN(エイジング加工など、リアルな汚しデザイン塗料仕上げ)

の4種類あります。特に30~50代の女性でこれまでいろんな塗り壁DIY材を試した方に人気とのことです。1つずつ順にみていきましょう。

1. CONCRETE ART(コンクリートアート)

DiyArt「コンクリートアート」
コンクリート風特殊仕上げの実例です。成分は合成樹脂(アクリル)、顔料、水、添加剤です。スタイリッシュで私はこれが1番好きです。


ペットボトルのふたを押して、模様をつけることもできます。

2. ANTIQUE ART(アンティークアート)

塗り壁材「DiyArt」のアンティークアート
アンティーク調の漆喰、アンティークアートです。成分は消石灰、顔料、水、合成樹脂(EVA)です。上記写真はエイジングステイン済みのもの。

オーカー色のアンティークアート
オーカー(黄土色、エイジングステイン済)や、

アンティークアート
オレンジ色もあります。特有な風合いが素敵です。

3. STONE ART(ストーンアート)

ストーンアート
ストーンアートはこちら。非常に落ち着きます。

4. AGEING STAIN(エイジングステイン)

エイジングステイン
上塗り材として、エイジングステイン(万能アンティーク塗装用・保護コーティング塗料)も可能です。スポンジと布で仕上げます。

施工方法

塗り厚はいずれも約2mmで、2度塗って仕上げます。下地は

  • 石膏ボード
  • ビニールクロス
  • モルタル
  • 家具

など、シーラーがつけばOKです(家具の場合は灰汁止め推奨)。コテはプラスチック製だと溶けちゃうので、ステンレス製またはグラスファイバー製を使用してください。

テーブルトップにも施工できますが傷やヤカンの跡がつく場合があるので、壁材がおすすめではあるとのこと。


ステンレス製は重くなりがちなので、「魔法の鏝(こて)」というグラスファイバー製コテも同社から販売されています。おっちゃんのイラストが目印です。

価格は?どこで買える?

カインズで約9,000~10,000円(税抜)/缶で買えます。1缶あたり5㎡前後塗れます。

まとめ : 塗り壁DIY材で、この質感・仕上がり感をねらったものは少ない。

造形モルタル・壁紙・塗料といった選択肢があるなかで、塗り壁DIY材でこの質感・仕上がり感をねらったものは少ないと思います。

継ぎ目なく塗れるのも嬉しいポイント。

一歩先ゆくハイクオリティな塗り壁DIY材として、ぜひ使ってみてください。

▼株式会社オンザウォール
お電話番号 : 0120-47-3011(受付時間 10 : 00~17 : 00 月~金、祝・祭日除く)

この建材のポイント

オススメなのは? 普通の塗り壁DIY材は、もう飽きちゃった
一番の強みは? 内外に使える
施工の強みは?
  • 2度塗りだけど、サンドペーパーかけたりして、遊べる
  • 手をかけるほど、リアルさがでてくる
建材ダイジェスト 編集部

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