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【コーカイ日誌:第14話】掃除したくても、ひと苦労な「煙突」と「窓」…

今回のコーカイ日誌は、築10年のお家で暮らすKさん宅からお届けします。Kさん宅はご主人・奥さん・小学生のお子さん2人の4人家族。結婚してすぐ、実家近くに新築してお住まいです。

1階はリビングダイニング、2階はそれぞれの居室となっており、南向きのリビングは吹き抜けの間取り。そしてそのリビングには、ご主人のたっての希望で薪ストーブが設置されています。またソーラーシステムとオール電化となっており、最新の省エネ性能も備えています。

「毎日の生活はとっても快適ですよ」と答えてくれた奥さんですが、ひとつだけ「どうしてもムリ~!!」と思ってることがありました。

今回のコーカイ:自力で掃除しにくい

それは、煙突掃除と2階の窓掃除

煙突

薪ストーブのメンテナンスとして年1回は煙突掃除をするそうなんですが、これはご主人が屋根に上り、上からブラシでゴシゴシするそう。煙突掃除を放っておくとすすがたまって火災リスクも高まるそう。専門業者に依頼すれば費用がかかるし、ご主人が若いうちはいいけど、それでも何かあったらと見てるだけで毎回心配だそうです。

ご主人はわかっていたことらしいので、コーカイという感じではないのかもしれませんが、奥様にとっては気になっています。

2階の窓


もうひとつは2階の窓。屋根が2階の切妻タイプで下屋がないため外から基本的に届かず、開閉も前後にスライドするタイプなので中から開けてということもできません。吹き抜け上部にあたる箇所なため簡単には届かないようです。

こちらも専門業者に頼むか特殊な器具を準備するかなんですが、結局のところほとんど窓掃除をしたことがないとのこと。

「雨上がりは汚れが目立ち、そのたびになんとかしなきゃなと思ってるんですが、結局10年経ってしまいましたね」と奥さんは笑って答えてくれました。

今回の気づき:掃除しやすい箇所にあるのか、図面段階でチェックすること

昔ながらの家の場合は1階の屋根があったりして、2階の窓も外から簡単に掃除ができますが、最近のデザインでは2階の屋根のみのシンプルなデザインが多くなっています。これだと、2階の窓を掃除するのにひと苦労です。

伸縮するタイプのブラシ等で脚立やはしごに乗ってなんとかなる場合もありますが、敷地の形状や道路の関係などで危険が付きまとうのも事実です。

窓ガラスの外の汚れは雨などで運ばれた花粉や黄砂など、雨が乾くと目立ちものです(特に室内側から見るとなおさら)。

下から高圧水で落とす方法もありますが、クロスで拭いておかないとやはり乾いたときに目立つ結果となります。

現在も人気の吹き抜けですが、こちらも上部に窓を設けるとお掃除が大変です。室内からだと、水を使えないとかの制約もあります。

いずれにしても設計の段階で十分に検討するべき課題です。特に、平面図ではわかりにくい部分なので、十分に注意したいものです。

図面段階でチェックできることは

  • 窓の位置と形状
  • 窓の高さと外の状態

などです。断熱性能や防音性能など進化している窓ですが、掃除のしやすさも重要なポイントです。

参考:今回のお家

家族構成

Kさん(40歳)、奥さん、小学生のお子さん2人の4人暮らし

建物

  • 築年数:約10年
  • 坪数:約30坪
  • 在来工法、ソーラーシステム
武澤 拓也

武澤 拓也編集長

1985年8月2日生まれ。福井県出身。 電子部品メーカーの経理、Web制作会社の営業を経て、2016年12月より現職にてWebメディアを運営。建材をどこよりもわかりやすく伝えます。
武澤 拓也のプロフィール

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