【コーカイ日誌 : 第4話】この天井照明、ベッドからいちいち出ないと…
目次
前回の第3話に引き続き、新築のお家からのコーカイ日誌をお届けします。
今回は「寝室の天井照明」についてのお話です。
今回のお家 : 約1年半前に新築した木造2階建ての注文住宅
今回取材したお家は4人家族(Yさん家族はご夫婦と小学生と保育園児の2人)で、約1年半前に建てた木造2階建ての注文住宅(木造在来工法)にお住まいです(詳細は文末に後述)。
1階はリビングダイニングと客間。2階は夫婦の寝室と子供部屋2つとユーティリティスペースといった間取りになっています。
木の香りがする家がいいということで、ふんだんに無垢材を使用したナチュラル感たっぷりの家に仕上がりに。これは家族の要望通りと大満足の様子。子どもがまだ小さいので2階の夫婦の寝室に4人で一緒に寝ているとのこと。
今回のコーカイ: ベッドから出ないと天井照明が消せない
寝室の天井照明は間接照明とダウンライトの組み合わせで、これは設計の段階から説明を受けていてイメージ通りに仕上がってお気に入りの部屋ができたなあと思っていたそう。もちろんいまでもいい雰囲気だなという感想に変わりはないのですが、入居の初日に気づいたことが…
さあ寝ようと思ったら、照明のスイッチが入口のところにしかない…。ベッドから出て消しに行かないといけない。うーん、これはいちいち面倒な感じ。
リモコンタイプにしておけばよかった。なんてもう後の祭り。昔のようにヒモ付けてなんてことできないし…。
いまは家族4人、1階の和室で寝ていますとのこと。
スイッチの場所だけでなく、ご主人に夜勤があるのも理由にありますと笑って答えてくれた奥さんでしたが、「いつまでもこのままではだめですよね」と小さいけれど大きな宿題となっているようでした。
今回の気づき:照明器具のスイッチはリモコンを選ぶ
- 照明器具のスイッチは、使い勝手を考えて場所や機能(リモコン)を選ぶ。
今どきの照明器具は、LED化が進みスイッチもリモコンタイプが多くなっています。
和室・洋室を問わず照明器具を選ぶ選択肢としてはそう大きな問題にはならないのですが、Yさん宅のように主寝室をこだわって間接照明にしたり、ダウンライトだけにしてみたりと雰囲気づくり重視で進めるとこういう事態を招くことも。間接照明やダウンライトにはリモコンタイプがあまりないことが原因で、ベッドサイドにスイッチを置けば解決する簡単なことですが、あとから工事となるとそう簡単に踏み切れないのが現実です。
リモコンタイプにしても、電池切れやリモコンの置き忘れなどいろんな問題が出てはきますが、便利さと相談して検討する必要がありそうです。
参考 : 今回のお家(第3話と同じ)
家族構成
- 夫 : サラリーマン 30代
- 妻 : パート 30代
- 子 : 保育園児の男の子と女の子の2人
建物
- 約1年半の注文住宅(木造在来工法)
- 坪数 : 70坪
- 施工主 : 県内の工務店
- 価格 : 非公開