【ルーバー特集】素人の私がおもしろいと感じた8つをご紹介
こんにちは、建材ライターの東です。
以前「ルーバーってなに?」って方向けに、ルーバーの使用用途や素材について詳しく紹介したこちらのルーバー記事を配信したのですが、「実際にどんなルーバー製品があるのかを、もっと知りたいね♪」と編集長からやんわり圧を受けました。
ということで、実際にどんなルーバー製品があるのか調べてみました。
今回は、わたくし東の素人目線でおもしろいと感じたものを、独自に8つご紹介します。
一風変わったおもしろルーバー
ルーバーといっても様々なものがあるんですよね。薄い板を並べたものからX形状をした特殊なもの、目隠し壁のように使用するものまで。順番にご紹介しましょう。
① ”THE スタンダード”が落ち着く
株式会社エービーシー商会 提供 : ブリンカース
スタンダードなルーバーというと、車のエアコン吹き出し口をイメージするといいかもしれません。
四角形の板が連なるスタンダードなタイプや、ちょっと変わった丸い形などもあります。硬質で安定感がありますね。
写真ではメタリックな色ですが、カラーバリエーションが17種類あり、木目調などもできます。また、形も細長いものや羽状のものなど全19種類。あらゆる建築物にフィットします。
価格 | 26,100円~ |
② ひし形がおもしろい
株式会社エービーシー商会 提供 : インタールーバー・LOVシリーズ フレームタイプ
こちらは「普通の板だとちょっとシンプルすぎるかな〜。」なんて人のためのルーバー。ひし形、湾曲型など様々な種類が準備されているのが嬉しいです。
中でもひし形のルーバーが特徴的で面白いですね。普通の板じゃないので、斜めから見たときにもおしゃれに見えそうです。
価格 | 7,200円〜 |
③ 360°死角無し!?超立体ルーバー
株式会社エービーシー商会 提供 : ヴェロニカ
正面、裏面、側面のいずれから見ても美しい外観な目隠しルーバー、ヴェロニカ。
普通の薄い一枚の板ではなく、一つ一つがX形状に作られているルーバー。そのため、ルーバーのどの面から見ても意匠性に優れた外観を演出できます。
ルーバーって屋外からの目隠しをするために設置されがちですが、室内側から見るとなんだか殺風景になりがち。でも、このヴェロニカは裏面を作らないような作りなので、外から見ても、中から見ても美しい。
ルーバーを設置すると寂しい印象になりがちなウッドデッキ周りに施工するとおしゃれですね。いかにも”囲まれてる!”って雰囲気を払拭できそうです。リビングから見える景色も変わるかも?
価格 | 52,800円〜 |
④ 本物を超えた!?高級天然木材風の再生木ルーバー
野原産業エンジニアリング株式会社 : フェザールーバー
こちらのルーバーはリサイクル木粉とポリスチレン系プラスチックを独自の技術で使用した木質調のプラスチックルーバー。こういったおしゃれな素材感を持ったエクステリアって、どうしても耐久性が心配ですよね。塗装がハゲたりラッピングが剥がれたり…。
でもこのルーバー、木目のように見えますが塗装やラッピングではなく、素材そのものに木粉を使用した本格的な木質調ルーバー。そのため、屋外での長期使用が可能な高い耐久性を持ち合わせたルーバーなんです。
物自体が軽く、見た目もすっきり作られているので内装に使用しても面白いかもしれませんね。リビングとキッチンの仕切りに使用すると、冷蔵庫や収納棚などをおしゃれに目隠しできそうです。
家の外に施工する場合、家の周りをフェザールーバーでぐるっと囲ってもおしゃれかもしれませんね。ウッドデッキとの組み合わせも良さそうです。
⑤ ルーバーなのに石?
株式会社エービーシー商会 提供 : コーテック(グラニット調)
こちらのコーテックというルーバーは、アルミに樹脂を被覆成形したルーバー。
その中でもグラニット調という御影石風のルーバーがとてもおしゃれ。木質調のルーバーというのは多くありますが、石目を表現したルーバーは珍しいですよね。建物外装、特に玄関周りに使用することで雰囲気をガラッと変えることができるでしょう。
モノトーンを基調とした家づくりをする時、玄関周りやウッドデッキ周りに石材調のルーバーを設置してみるのもいいですね。
価格 | 73,000円〜 |
⑥ 日本伝統ルーバー”竹垣”を現代風に!?
株式会社サンワカンパニー : グリンプス
今回、ルーバー、ルーバーと話ししていますが、実は日本には昔からルーバーなるものが存在しているんです。それが竹垣。
竹垣というのは竹を縦に並べた壁で、家の周りや窓の外に設置しているお家もありますね。私が住む福井県はまだまだ田舎の地域が多く、竹垣を使用しているお家もチラホラ。
そんな日本伝統の竹垣を現代風に再現したのがグリンプス。太さの異なるパイプを並べることで古くからの竹垣をイメージさせるような作りに。アルミの色と質感が最近のお家にもマッチします。
価格 | 18,000円〜 |
⑦ 某ブランドのチェック柄みたい
株式会社エービーシー商会 提供 : ダミエラ
こちらの格子柄はかなりの大きさ。格子柄というよりは大きなパネルを組み合わせたような形状をしています。
しっかりとした目隠しをするためのルーバーではなく、その格子柄(市松模様)を楽しむためのルーバーですね。中が見えても大丈夫だけど、ちょっと視線を遮りたい。でもおしゃれな感じは外せない!…なんて場所にぴったりのルーバーです。
マット調に仕上げられたパネルは鋭く深い光沢を放ち、金属本来の高い質感とふんわりやわらかい印象を表現します。また、パネル1枚1枚がカーブを描くように作られているので、光の当たり具合によって自然なゆらぎを感じさせますね。
機能性も大事ですが、これくらい特徴的なルーバーであれば玄関のエクステリアとして使用するのも面白いかもしれません。
価格 | 79,200円〜 |
⑧ ナミナミ&パンチング
株式会社エービーシー商会 提供 : 有孔折板AW
一見変わった見た目をしているこちらの鉄板、これもルーバーの一種。今までのルーバーのように薄板、厚板を組み合わせた形状ではなく、板にパンチング加工がされているルーバーです。
「外からの目隠しはしたいんだけど、壁を作っちゃうのはな〜。」なんて時、このルーバーを設置するとおしゃれに目隠しできそうです。工場で使用されていそうな見た目で、ちょっと普通じゃない個性的な家づくりができそうですね。
価格 | 17,600円〜 |
まとめ
今回調べて初めて知ったのですが、ルーバーの使用用途は「視線を遮るための壁」だけではないんですね。
光の当たり方を調整して自然な間接照明を作るためにルーバーが設置される場合もあるんですね。
視線は遮ったとしてもルーバー本体は丸見えになるので、ルーバーそのものをおしゃれにするのも家づくりのポイントかもしれません。
- お風呂、ウッドデッキの目隠しに
- 道沿いにある大型窓の視線外しに
- 玄関のエクステリアとして
- 室内天井、壁面の間接照明として
様々な使い方ができるルーバー。目隠しとしての役割だけじゃなく、ルーバーそのものにこだわって見るのも楽しいですね。
私の1番おすすめはダミエラ。あの大きな格子柄を玄関周りに設置すると、それだけで個性的な家が作れそうです。我が家も玄関前にルーバーを設置したくなってきました…。