もう飼い猫に破られない!張替え・交換いらずのステンレス網戸「猫マール32」
暑い夏、湿度の高い日本では風を通す網戸は欠かせない存在です。中には季節に関わらず、猫などの動物を飼っているお宅で換気をする際に網戸を使用することも多いでしょう。しかし猫がいるお宅では網戸を使って大変な思いをしているケースもあります。
猫は高いところを好むので、網戸によじ登ったり爪とぎ代わりにガリガリと引っかいたり、網戸の目に爪を引っ掛けて開けてしまったり…。こうなると網戸の目が広がって虫が入る上、網戸が破れて出来た穴から猫が脱走してしまうということも。そうならないために猫を飼っている方は網戸の上に柵を取り付けるなどの対策をしていますが、できれば網戸のまま普通に使えるといいですよね。
今回ご紹介するのは株式会社吉田隆(大阪府東大阪市)の、網戸のメッシュ穴を猫の爪が入らないサイズにまで小さくし 猫を飼っていても安心な網戸「猫マール32」です。
今までにない目の細かさ!32メッシュとは?
猫の爪が入らないように網戸の目をできるだけ細かく…これだけ聞くと非常に簡単そうですが、網戸の目が細かくなるほど空気が通りにくくなります。目が細かすぎると網戸としての役割を果たさなくなってしまうわけですね。
風を十分に通しつつ猫の爪が入らないほど細かい目にする…この両方を実現するために線をできるだけ細くし、さらに目を細かくすることで完成したのが猫マール32です。
60年間金網を専門としてきた吉田隆さんが、飼い猫に網戸を破られてしまうお客様の悩みを解決しようと開発しました。
網戸の目は「32メッシュ」と呼ばれる大きさで、1インチ(25.4mm)のメッシュの中に32個の目があることを意味します。従来のステンレス防虫網は「18メッシュ」です。
開き目の大きさを比べると 猫マール32が約0.6mm、従来のステンレス防虫網が約1.21mmと、約2倍も細かいことが分かりますね。
そうした猫マール32の強みは次の2点。
猫マール32のココがすごい
- 開き目が細かいため、小さい虫も通りにくい!
- ステンレス素材で従来品よりも丈夫で長持ち!
1. 開き目が細かいため、小さい虫も通しにくい!
網戸にしているのに虫が入ってくる経験は、どなたでもあると思います。猫マール32は網戸の目が細かく小さい虫も排除できるので、防虫効果にも期待できます。猫の対策はもちろんですが、小さいお子様がいるご家庭にもオススメですね。
2. ステンレス素材で従来品よりも丈夫で長持ち!
猫マール32はステンレス素材を使用していますが、これまで日本の網戸の素材はプラスチックの一種であるPP(ポリプロピレン)が一般的でした。
PP素材の網戸は劣化が早く2、3年に一度のペースで張り替える必要があります。その点ステンレスは、PPはもちろんグラスファイバーやアルミネットよりも耐久性が高く丈夫な素材です。またステンレスは汚れにくいメリットもあり、長期間風通しの良い状態を維持できます。
建物が密集する地域が多い日本では網戸を張替えにくい場所が多くあります。そうした場所でもステンレスの網戸にすれば張替えがほとんど必要ありません。ステンレスはPPに比べて高価という欠点がありますが、張替えの手間や耐久性の面からみると決して高くない選択肢といえます。
ところでアメリカでは防犯性の面からグラスファイバーやアルミネットが主流となっており、PPはほとんど使われていません。日本はアメリカに比べると安全で網戸への防犯意識が弱いですが、物騒な事件が多い近頃はこうした窓1つから防犯を徹底していくことは大切ですね。
猫に特化した網戸!もう飼い猫に破られない
「飼い猫が網戸に穴を開けて困っている」という声から産まれたこの建材。猫の爪が入らない目の大きさを追求した結果、従来品よりも細かい目を実現しました。
現在発売前の猫マール32ですが、これまでにあまりなかった「ネコ専用の網戸」として今後の重要拡大に期待ができそうです。これまで飼い猫に網戸を破られていた飼い主さんも安心して網戸を利用できますね。
ちなみに、この網戸を実際に猫に引っ掻いてもらうという実験をしてきました。こちらの記事もご覧ください。
この建材のポイント
オススメなのは? |
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一番の強みは? | 猫の爪も入らない細かく丈夫なメッシュ |
施工の強みは? | 一度施工した後に張替えがほとんど必要ない |