ウッドワンの「パーテーションウォール」はビス留めでほぼ済みそう
昨日記事にしたウッドワン「パーテーションウォール」はビス留めでほとんど施工できることがわかりました。
パーテーションウォール 施工方法 | WOODONE
http://www.woodone.co.jp/static/business/movie/05/
1. 取り付け位置の決定・確認
石膏ボードにビスを打つと抜けやすいので壁後ろの柱(下地)に取り付ける、もしくはボードアンカーを使います。今回は、壁は下地へ・天井はボードアンカーを使っています。
2. 柱のカット
天井までの高さを調べて天井より4mm短くカットします(4mm短くするのは、後でつける金具の厚さが計4mmなのでスペースを残すため)。柱はのこぎりで切れます。
3. 柱プレート・上下桟木L金具の取り付け
カットした柱を天井・床に固定するための「柱プレート」と天井と床にはしる桟木と柱を固定する「上下桟木L金具」を取り付けます。
「柱プレート」は8つの穴がありますが、まず四隅にビス留めします。残りは天井・床にビス留めする際にとっておきます。
「上下桟木L金具」も2ヶ所ずつビス留めします。L金具の向きには注意しましょうね。
4. 棚柱のカット
次に枠内の横ルーバーを取り付けるために必要な「棚柱」をカットします。天井高より66mm短くします。
棚柱には上下があり、ビス穴の無い方が下になるのでそちらをカットしてください。
5. 柱の固定
ここからは壁や天井に固定していきます。まずカットした柱を壁に水平に置きます。
柱には溝があるので、その溝からビスで4ヵ所以上留めていきます。
次は床と天井へです。3つ穴がありますがさっき壁に留めたので2ヶ所でOK。
6. 棚柱の取り付け
今度は棚柱です。カットした側を下にして床より33mm高い位置に合わせ、ビス穴からビス留めしていきます。なお、上下桟木L金具と棚柱は2〜3mm隙間をあけます。
棚柱をビス留めする際は、ドライバーが空回りするほど回すと棚柱が脱落する危険があるため注意してください。
7. 上下桟木・桟木のカット
桟木を870mm(柱込みの横幅)より短くしたい場合は切ります。一番外枠につかう「上下桟木」と間に入る「桟木」を見分けるには溝の深さをみましょう。浅い方が一番外に使う桟木です。
8. 天井にボードアンカーを取り付ける
天井に柱(下地)がない場合はボードアンカーを利用します。
9. 上下桟木の固定
壁にとりつけた柱と天井にとりつける桟木をさっきのL金具で連結します。3ヶ所以上それぞれビス留めします。
10. 柱への金具取り付け
もう一方の柱にも同じ様に部材を取り付けていきます。
11. 柱の取り付け
金具を取り付けた柱を、上下桟木の溝に金具を差し込んでビスで固定します。
この柱は壁に留め付けていないので、床へのビス留めは3ヶ所になります。
外枠が完成しました。
12. 桟木ブラケットの取り付け
棚柱の穴に、1穴ずつ飛ばして「桟木ブラケット」を取り付けていきます。
13. 固定桟木の取り付け
強度確保のため、全体を4分割し間の3ヶ所に固定用桟木ブラケットを取り付けます。
桟木は上から落とし込み、
片側2ヶ所、両側で計4ヶ所をビスで固定します。
真ん中に桟木を取り付けない場合は、下イラストのように4ヶ所を固定用桟木にしましょう。
14. 桟木の取り付け
固定桟木と同じ様に、上から落とし込みます。桟木は落とし込むだけで、ビス留めの必要はありません。
15. 完成
「パーテーションウォール」の完成です。
必要に応じてフックなどのオプションパーツを取り付けられます。
「パーテーションウォール」に使われている木材は含水率が8〜10%と、通常の木材(15〜20%)より低いため、無垢でありながら反るリスクも低いです。
参考ですが、石膏ボード裏の柱を探すにはセンサータイプの下地探知機・下地センサーや針を刺して探すタイプがあります。どちらもホームセンターで1,000円程度で買えます。
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この建材のポイント
オススメなのは? | 空間の使い方にアクセントをつけたい |
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一番の強みは? | カスタマイズしやすい |
施工の強みは? | DIY感覚で作れる |