フェノールフォームを使ったプレウォールを大胆解剖! 3,000棟以上の実績!!
多湿、多雨、多雪といった気象条件、又は地震対策のためにデザインや間取りで諦めていませんか?
断熱は高く、躯体の強度ももちろん高く、それでいて大きい窓が欲しい!
そんなわがままを叶えられ、安心で快適な家を建てられるのがプレウォール工法。
在来工法とツーバイフォー工法のいいとこどりが出来る!
北陸地方では今、プレウォール工法というのが流行っています。
これは高品質軸組パネル「プレウォール」を使った、「木造軸組+パネル工法」になります。
ツーバイフォー工法のように面で支えるため耐震性がとても高いのです。
それでいてツーバイフォー工法のように間取りや開口部の設計の制限がなく、吹き抜けや大きな掃き出し窓、広々としたリビングなども設計可能!
今回はそんな夢の工法の中心となる「プレウォール」がどんなものか、構造と断熱材に焦点をあてて紹介したいと思います。
軸組と床、壁パネルが外からの力を分散!
プレウォールは大壁構造ではなく、真壁構造となっています。
柱と柱の間に壁を作る、日本に古来からある構造ですね。
これにより壁が突っ張りとしてしっかり柱を支えるので、地震などに対して強くなります。
また、内部結露が起きない断熱材を採用していますが、それだけでなく壁体内でも結露させない設計となっています。
「通気層」と「小屋裏換気スリット」で空気の通り道を作り、パネル内の湿気を外に排出します。
断熱材や木の腐食をさせない、白アリの発生を抑える、この2つの効果によりパネルだけでなく家そのものの耐久性を上げているのです。
すっぽり包んで1年中快適空間に!
プレウォールではグラスウールではなく、「フェノールフォーム」が採用されています。
グラスウールに比べ約2倍の断熱効果を持ち、さらに水を吸い込まず湿気に強い素材です。
また、高精度の工場生産となるので、充填の隙間やムラの心配がありません。
断熱材 熱伝導率
(W/mK)フェノールフォーム 0.020 ポリスチレンフォーム 0.028 ウレタンフォーム 0.024 吹付けウレタンフォーム 0.0346 セルローズファイバー 0.040 ロックウール 0.038 グラスウール 0.036~0.050
安全性も高く、万が一の火災時でも燃え難く、発生するガスは二酸化炭素と少量の一酸化炭素だけです。
青酸ガス、塩素ガス等の有毒ガスが発生しません。
プレウォール工法では床にもプレウォールを敷き詰める施工を行うことで、床と壁の隙間から熱を逃しません。
全方位、高気密・高断熱となるので、寒い冬には暖めた空気を外に逃がさず、熱い夏の冷房効果もバツグン。
耐震性が高く、冷暖房効果が高く経済的、結露対策で高い耐久性を発揮。
まさにスキの無いパネル、スキの無い工法です。
A種フェノールフォーム保温板の規格(JIS A 9511発泡プラスチック保温材改定案より抜粋)
保温板の種類 | 3種1号 | 試験方法 |
---|---|---|
ホルムアルデヒド放散による区分 | F☆☆☆☆等級 F☆☆☆等級 |
JIS A 1901 |
面材による区分(記号) | 透湿性面材 : (S) 非透湿性面材 : (V) 片面透湿性・片側非透湿性面材 : (SV) 面材なし : (N) |
– |
密度 kg/m3 | 13以上 | JIS K 7220 |
熱伝導率 W/(m・K) (平均温度23℃) |
0.035以下 | JIS A 1412 |
透湿係数 (厚さ 25mm当り)ng/(m2・s・Pa) |
1300以下 | JIS Z 0208 |
圧縮強さ N/cm2 | 1以上 | JIS K 7220 |
曲げ強さ N/cm2 | 2以上 | JIS K 7221 |
燃焼性 | 28以上 | JIS K 7201 |
吸水量 g/100cm2 | 10以下 | JIS A 9511 |
プレウォールパネルについて
高さ | 2850mm まで |
---|---|
横幅 | 910 ~ 1350mm |
坪単価 | 約25,000円 |
プレウォールのサイト → http://www.prewall.jp/
この建材のポイント
オススメなのは? | 多湿、多雨、多雪の地域にお住まい |
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一番の強みは? | 工場生産だから、充填の隙間やムラの心配なし! |
施工の強みは? | 木造軸組+パネル工法 |