”この惑星ではおおげさなオフィスが必要なくなりそうだ”と気づく施工事例~with ユカハリタイル~
”社内常駐の働き方から、必要時のみ出社する”
このように働き方が変化することでオフィス空間へのお金のかけ方(=建材の使われ方)も変化し、特に最近ではそこに集まる人の働き方・暮らし方に寄り添った空間づくりが急速に高まっています。
実際にどんな事例があるか調べていたところ、以前紹介した「ユカハリタイル」がよく使われているとわかりました。
今回はそんなオフィス空間の在り方に気づきをもらえる施工事例を紹介したいと思います。
施工事例① : オフィス(東京都渋谷区)
「次の世代に何かを残す」をビジョンにチームでモノ創りを行う株式会社Hanoi Advanced Lab。こちらの床にユカハリタイルが施工されています。ふつうであればカーペットを敷き詰めて無機質になりがちなオフィスに、無垢材を用いてあたたかみを出しています。
オフィス内では衛生面を考えスリッパを履くようにしているものの、自分のデスクの下ではスリッパを脱ぎ素足で仕事をしている人も多いそう。
無垢の木材は呼吸をするため、室内の湿度を調湿する効果も。ジメジメしつつエアコンに頼らざるをえない暑い梅雨時には特に効果を発揮し、機能面においてもたしかな価値が存在している事例ですね。
施工事例② : コワーキングスペース「ひらば」(大阪府枚方市)
引用元 : ひらばとは? | 大阪府枚方市のコワーキングスペース ひらば : 枚方公園駅徒歩4分
引用日 : 2017年5月25日
枚方で一番多くの読者を抱える地域情報サイト「枚方つーしん」。コワーキングスペースとして同社が運営する「ひらば」の4・5階の床一面にユカハリタイルが使われています。
”0からはじめられて、1を10に、100にする「きっかけ」と「つながり」を提供する場”のコンセプトを実現する建材のひとつにユカハリタイルが選ばれた事例です。
- 使われたユカハリタイル : すぎ 無塗装
- 施工面積 : 約200㎡
- 使われた枚数 : 約960枚(1枚のサイズは50cm×50cm×厚み1.35cm)
施工事例③ : 食品工場(茨城県)
心地よい職場環境はコワーキングオフィスだけでなく、工場にも広がっています。茨城県にあるパン製造会社の株式会社リバティフーズでは廊下・休憩室に無垢の床が敷き詰められています。
実際の廊下です。私も工場勤務経験があるのでわかるのですが、つい殺風景になりがちな工場において、このような光景はなかなかありえないです。さらに進むと…
休憩室にもユカハリタイルが広がっています。仕上げの塗装はスタッフみんなでDIYで塗ったそうです。社長は「無垢の良さを実感して欲しいから」と靴下のまま過ごせる空間を提供したかったそうです。
働く社員のモチベーションUPとして選ばれている事例ですね。
- 使われたユカハリタイル : すぎ 無塗装、一部ひのき無塗装(※ 工場スタッフがDIYでオイルステイン系クリア塗装しています)
- 施工面積 : 約400㎡
- 使った枚数 : 約1,600枚
まとめ : おしゃれにしたい→心地よくしたい
これらの事例をまとめると、
- 働く環境を心地よくするため(≠おしゃれにするため)
- 職場環境をよくすることで社員のモチベーションをUPするため
といったように働く職場環境を居心地よくすることに集中してお金をかけているとわかります。
建材の選び方にも吹き始めた”新しい風”に、私も寄り添い続けたいと思います。
みんなの材木屋
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