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建材で電気代節約!?窓・サッシ・ドアを選ぶことでもっと節電できる

エアコン・扇風機の電気代節約方法とは?窓・サッシ・ドアでもっと節電できる

これからの暑い夏、お家で快適に過ごすために必要なのが「エアコン」「扇風機」ですよね。でも、冷房を使っているとどうしても電気代が高額に…。夏の期間だけ電気代が2倍になってしまう家庭もあるそうです。

少しでも電気代を節約したい人は、設定温度や風量を調整しているはず。ただ、電気代が高くなるからといって冷房を我慢していると、熱中症などでからだをこわしてしまいます。涼もうと思うと電気代が高額に、電気代を抑えようとすると体調不良に。電気代も抑えて快適な室内空間を作る方法はないのでしょうか?

室温調整がしやすい部屋にするため、ここでは暑さ対策のできる「窓」「サッシ」「ドア」をご紹介します。暑い夏、部屋を涼しくするため家電にたよる日が減るかもしれません。

夏の高額電気代

エアコンと扇風機。私の家には両方あって、それほど部屋の中が暑くないときは扇風機だけをつけています。それぞれの電気代を簡単に確認してみましょう。

エアコン

エアコンの電気代

エアコンは、家庭でもっとも電気代がかかる家電です。

2016年5月 7,077円
2016年6月 9,009円

参照 : http://www.stat.go.jp/

2017年の総務省統計によると、5月から7月にかけて電気代が平均2,000ほど上がるそうです。我が家も、これから夏の時期になると電気代がどんどん上がって…。

エアコンは冷気が床にたまり、小さい子どもや足元が冷えてしまうことがありますね。エアコンを付けないと暑い。でも付けると足元が寒くて辛い。こんな経験をされてエアコンのオン、オフを繰り返している方も多いのでは?

実は、エアコンは電源が入るときに大きく電力を消費します。
室温が高い状態から、一気に冷やそうとフルパワーで動き出すのでどうしても電気代がかかってしまいます。室温35度から26度まで冷やすのと、28度から26度まで冷やすのではかかる負荷も明らかに違いますよね。

「節約しよう!」とエアコンの電源を頻繁にオフにしている方。実はその方法は電気代を高くしてしまっている原因かもしれませんよ。

扇風機

扇風機の電気代

扇風機は、エアコンと比べると消費電力が少ないので電気代が安くなります。その大きさや使用頻度、風量によっても電気代は変わってきますが、1ヶ月で200円ほど。エアコンの10分の1くらいの電気代です。
参照 : http://visualshoxxx.com/10079.html

電気代が安いと言っても、扇風機の風を浴びる時にまわりの気温がある程度低くないと温風になってしまいます。我慢できないくらい部屋が暑いと、扇風機をつけても「生ぬるい風」しか浴びれないですよね。

結局耐えきれずにエアコンのスイッチをオン!してしまいます。部屋が暑くなってからエアコンのスイッチを入れる…、先ほどお話しした電気代が高くなるタイプの使い方です。

電気代を節約したい!効率よく部屋の温度を下げるために

暑い夏、エアコンや扇風機を使うのはやむを得ませんが、稼働時間・設定温度・風量など使い方によって節電ができます。では、家自体に暑さ対策を施しておくのはどうでしょうか?冷房・扇風機に頼らなくても、快適に過ごせる日が増えそうですよね。

窓【断熱ブラインド「aSsu」】

断熱ブラインド

P.V.ソーラーハウス協会が販売している「aSsu(明日)」は、断熱性能にこだわったブラインド。特別な構造をしていて、通常よりも窓からの熱の出入りを防いでくれます。

窓ガラスが大きいと、太陽の光が入りやすいので屋内は明るくなります。ただ、光を取り込むぶん熱がこもって暑くなりがち。また、冬の寒い時期は熱が逃げやすいので窓際は暖かくなりにくいです。

部屋の中で熱の出入りがもっとも多いのは「窓」なのだとか。aSsuは、ハチの巣のような構造で空気を閉じ込めてくれます。屋内と窓の間で、外へ逃げていく冷気や外からの熱をキャッチしてくれるということですね。

assu目隠し

しかもこのaSsu、写真のように目の高さだけを隠したりすることもできるんです。部屋に光は取り入れたいけど、どうしても目の高さだけは遮光しておきたい!そんな時に重宝する機能ですね。

aSsuが付いている部屋と付いていない部屋では窓温度に8度もの差が出るそうです。8度というとかなり大きな差ですよね。これだけの熱をシャットアウトしてくれているということでしょう。

南向きに大きな窓を設置している家庭だと、夏の間は部屋の中もかなりの室温になるでしょう。そんな時、このaSsuを付けていることでエアコンの稼働率も下げることができるかもしれませんね。

サッシ【サーモスX】

サーモス

窓からの熱の出入りを少なくするために、窓ガラスやブラインドだけでなく「サッシ」にも注目してみましょう。LIXILの「サーモスX」は、アルミと樹脂を組み合わせている商品。従来の樹脂窓よりも、断熱性が約30%以上向上します。

サーモスXに使用するガラスは、1.3mmの特殊薄板ガラス。断熱性に優れているトリプルガラス(ガラスを3枚使っている窓のこと)でも、重くならず開け閉めが簡単です。窓の結露対策としても使えますよ。

また、フレームがかなりスリムな設計になっているのでガラスの面積が広くなります。光をたくさん取り入れられるので明るい部屋を作ることができますね。このサーモスXと先ほどのaSsuを組み合わせると、採光量も多く、断熱効果も高い、電気代節約に役立つ窓ができますね。

夏には感じにくいのかもしれませんが、サッシの機密性が低く隙間風が入ってきているケースもありますね。そのような状態だとなかなか部屋の室温が下がらないでしょう。

ドア【大和屋木製玄関引き戸】

木製玄関引戸

「引き戸」は、スムーズに開け閉めをする必要があるので気密性が低いといわれています。床下のレールの部分から空気が逃げやすいということですね。

大和屋の「大和屋木製玄関引き戸」は、一般的な引き戸とは違い取っ手を180度回転させて扉を動かします。普段は扉自体が床に密着していて空気の通りを遮っているんです。開けるときは、取っ手を回して床に密着している扉を浮かすということ。さらに、気密性の高い窓に使われている「ヘーベシーベ」という金具で、断熱性能をぐんと上げています。

また、自然木を使用しているので年数を重ねると色が変わっていきます。家の出入口である玄関。なんだか良い味が出て愛着がわきそうですね。

室温調整のしやすい家づくり

「窓」「サッシ」「ドア」で、家の断熱性能を上げる方法はいかがでしたでしょうか?エアコンや扇風機がより効果的になり、電気代も節約可能。二酸化炭素の排出量も削減できるので、地球温暖化対策もできますね。

機密性の低い作りだとどうしても室温の変化が激しくなってしまいます。電気代を節約するためには、機密性が高く、室温調整がしやすい部屋を作るのもポイントですね。

建売住宅を購入したライターが後悔しているポイントとしても、電気代がかかることをあげていますね。これからずっと生活していく家、電気代について最初から考えておけば後悔することもないでしょう。

建材ダイジェスト 編集部

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