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ケイミューの屋根材「ROOGA」は樹木が根こそぎ倒れる風速60mでもなんともない
風速60mは樹木が根こそぎ倒れて鉄塔も曲がる威力ですが、ケイミューの屋根「ROOGA」はびくともしません。
動画ギャラリー|屋根材・外壁材・雨といのケイミュー
http://www.kmew.co.jp/gallery/r-movie09.html
ケイミューは実験を行っています。風速60mを再現した台風試験では微動だにしていません。
次は雨にさらします。散水量240mm・風速30mの10分間にわたる防水試験でも、裏面の漏水量は極めて少ない結果に。
その秘密は構造と施工方法の2つに関係します。瓦の奥とジョイント部を対角に釘で固定する施工方法によって強風による瓦のずれと飛散を防止しています。
さらに水が隙間から入ってこようとしても、水を逃がすジョイント部分と高い防水提により被害を最小限におさめる構造となっています。
強風により瓦に物がぶつかってきた場合の実験も行っています。鋼の球を落としていますが割れはない模様。
素材は無機と樹脂と繊維の3種類を融合。無機の堅さ・燃えにくさ、樹脂の耐水性・造形性、繊維の粘り強さといった、それぞれの強み融合しながらもうまく引き出しています。
ラインナップは大きく2つあります。「ROOGA雅」というモダンな和の邸宅向け。
2つ目は「ROOGA鉄平」という自然石風に仕上げたものがあります。鉄平の方が0.2Kg重いです。
陶器平板瓦の1/2以下の重量で、地震時の建物にかかる力を小さくできるのも強みです。
この建材のポイント
オススメなのは? | 台風の通過が多く、被害に遭いやすい立地 |
---|---|
一番の強みは? | 風速60mでも飛んでいかない |
施工の強みは? | 乾式工法である |
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