内窓の施工方法を取材してきた!【リクシル インプラス編】
前回記事で「隙間風がひどい勝手口を対策するため実際に業者を呼んで現場確認する様子」をお伝えしました。
その後内窓をつけることになったので、今回は内窓施工が実際にどんな感じなのか取材してきました!特に
- 内窓をつけたい方
- 内窓DIYをしたい方
にお役立ち頂けると思います。さっそく見ていきましょう!
つける場所 : もともと車庫の勝手口
今回内窓を取り付ける場所はこちら。もともと車庫でしたがリフォームし現在はネイルサロンになっています。詳細はこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
取り付ける製品はリクシル「インプラス」
引用元 : LIXIL | 窓まわり | インプラスウッド/インプラス | バリエーション | インプラス
引用日 : 2017年7月10日
とりつける内窓はリクシルのインプラス(引き違いタイプ)。ガラスは目隠し効果がある単板すりガラスを選んでいます。インプラスを選んだ理由は既設の玄関ドアや窓がリクシル製だから。色も室内の雰囲気の統一性を考慮しホワイト色にしました。
施工は「枠取付」→「ガラスはめこみ」の2ステップ
施工は「枠取付」→「ガラスはめ込み」の2ステップでした。今回
- 左枠
- 右枠
- 下枠
- 上枠
- ガラスのはめこみ
- コーキング
の順に取り付けました。
①左枠
まずは左枠の取り付けです。実はここに一番時間がかかりました。
- 斜めになっていた(室内から室外にかけて上がる斜面)
- 地面からのコンクリート立ち上げ高さが左と右とで違った(高さ左>右)
ため、うまく収まりません。
そこで電動ドライバーでコンクリートに穴をいくつか空け、枠がはまるよう溝を作りました。削っては調整、削っては調整と地道ですが重要な工程です。調整後なんとか無事にはめることができました。
下地が薄い箇所はボードアンカーを刺し込んでビス留めしました。
②右枠
右枠も左枠同様です。特に問題なく進みました。
③下枠
次に下枠。こちらも先述のコンクリート部分により、下枠を直接地面に置けません。そのため手前側は浮いたのですが、隙間にゴムパッキンを入れた後コーキングで埋めることになりました。
いくつかゴムパッキンを切り下枠と地面の隙間に挟みながらビス留めしてゆきます。
④上枠
こちらも比較的順調に進めることができました。サッシは樹脂製なので左写真のようにぐにゃりと弾力性があります。
⑤ガラスのはめこみ
四方枠を取り付け後、ガラスをはめこみ調整します。右の写真を見ると奥の旧サッシと手前の新サッシで窓ガラス面積にかなりの違いがあるとわかりますよね。
⑥コーキングで下枠と地面埋める
最後はコーキング。固まるのに1日かかるため開け閉めしないよう注意が必要です。
完成
設置後はこのようになりました。すりガラスで今まで丸見えだった外の様子もこれで見えませんね。
これ以外にも特に実感したのは防音効果。道路を挟んだ真向かいには金属加工会社があるので、機械音がふつうに聞こえていたのですが設置後は「あれ、機械とまった??」といった感覚です。カタログに記載ある効果を体感できる経験はとても貴重ですよね。
~お施主様のご感想~
お施主さまからも次のようなご感想を頂きました!
今までは目隠しのため、勝手口・玄関ともにカーテンをつけていました。
でも、内窓の取り付け工事と、玄関のフィルム貼りをしていただいたことでカーテンが必要なくなり、室内がとっても明るく、広く感じられるようになりました!
工事も手際よく、2時間と聞いていたんですが1時間ほどで完了し、感動でした!
ありがとうございました!
まとめ : 施工時間は約70分
施工時間は約70分。コンクリート部分がなければ10~20分は早まったと思います。
最新窓の面積の広さにも驚きました。内窓は施工前後で昔と最新のサッシが縦に並ぶので手前のサッシに奥のサッシの影が映り比較しやすいですし。
あとはつけた瞬間の防音効果。外に耳を澄ませば「あれ、こんな静かだっけ?」と体感できます。これも驚きました。最近では外の音をシャットダウンするのはもちろんですが、ホームシアターなど中の音を外に漏らさないようつける方も増えているそうです。
ぜひ内窓を身近なものとして知って頂ければと思います。
この建材のポイント
オススメなのは? |
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一番の強みは? | 防音・断熱・結露対策を一度にできる |
施工の強みは? | 約1時間で完成できる |