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【コーカイ日誌:第20話】敷地内、近道なので歩かれる。

今回のコーカイ日誌は、第18話でもご紹介したKさん宅から引き続きお届けします。

家族の成長に合わせて家づくりを考えていくことを実践しているKさん宅ですが、想定外の事態もあったようです。

建ててわかったこと:もとの名残で、近所の子供が歩いちゃう。

子供があるく-min
それは、隣地との境界の問題です。写真は2階窓からのぞいた写真で、左側がKさん宅、右側がお隣さんの庭との関係です。敷地境界は数十センチのコンクリート壁で仕切られており、互いに行き来も可能となっています。これは、敷地の購入後、建築を始める前にお隣さんと話をしてあまり高い壁を作らなくてもいいよねとお互い了解の上で進めたものなので、現在でも問題なくコミュニケーションが取れているとのことでしたが、問題は写真の奥の道路側にありました。

もともと空き地だったため、奥の駐車場やさらにその奥にある学校へ通うための通り道になっていたらしく、なんと今でもKさん宅の横を通る人が絶えないのです。

子供たちにあんまり注意するのもいやなので、何とかしたいと木を植えることを考えたりフェンスの設置の見積もりを取ったりしていますが、予算的に少しきついこともあって早急な課題とわかっていながらもまだ保留中となっています。

小学生が通るぐらいならまだしも、防犯的な観点からは大きな問題でもあるので、DIYでの対策も含めてKさん宅のいま1番の悩み事なのでした。

今回の気づき:購入敷地が近道になっていないか、調べておく。

今回のケースのような敷地が生活道路的な使われ方をしていたという事例は多いようです。土地を購入するときに、近隣との関係や環境などを調べておくことは大切です。敷地を取り囲むフェンスには、昔ながらの塀や金属や樹脂のフェンスタイプ、また植栽での生け垣など様々なタイプがあります。もちろんそれぞれでコストがかかりますし、この住宅のデザインとのバランスの問題や好みの問題もあります。

新しい住宅地などを回っていると、まだまだ外構に手を付けていない新しい住宅が多いのも事実です。プライバシーと防犯上の問題は、トラブルが起きてからでは遅い場合もあるので予算計画にしっかり組み込んでおくことが大切です。

もちろん、DIYなど自分たち家族で作っていくことも家づくりの楽しさのひとつです。今後の参考にしてくださいね。

参考 今回のお家

家族構成

Kさん(39歳)、奥さん(35歳)、お子さん3人(6歳・3歳・1歳)の5人暮らし。

建物

  • 築年数:約1年
  • 坪数:約50坪
  • 木造2階建て 在来工法
武澤 拓也

武澤 拓也編集長

1985年8月2日生まれ。福井県出身。 電子部品メーカーの経理、Web制作会社の営業を経て、2016年12月より現職にてWebメディアを運営。建材をどこよりもわかりやすく伝えます。
武澤 拓也のプロフィール

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