【コーカイ日誌 : 第2話】廊下の自動照明…
前回の第1話に引き続きコーカイ日誌をお届けします。
今回は「廊下の自動照明」についてのお話です。
”コーカイ(後悔)”だけでなく、住み始めてよかった点もお伺いしました。
さっそくみていきましょう!
今回のお家は?
今回お邪魔したお家は3人家族で、約1年前に建てた注文住宅にお住まい(詳細は文末に後述)。
建て主の想いとして、もともと
- 注文住宅にしたかった(自分たちで考えた家が欲しかった)
- お風呂にテレビをつけたかった(夫の希望)
- ショールームで施工予定のトイレを体感したものの、意外に狭く感じたので、もう少し広々とした空間が欲しかった
- 若いうちにローンを組んでおきたかった。
→家を建てる夢はあったので、アパートの賃貸料を支払っていくよりも効率的だと思った。 - 外構施工会社は決めていた。
→妻の実家が外構施工・エクステリア業を営んでいるため、外構をすべて父・母につくってほしいと思っていた。
といった思いがありました。
住んでみて良かった点は?
上記の想いも踏まえ、まずは実際に住んでみて良かった点をお伺いしました。
1. コンロ前の壁がないから、子供を見守れる
コンロ前の壁がないので、調理をしながらリビングにいる子供の様子が見える点が便利。
2. サンルームを設置したこと
隣が田んぼの南側にサンルームを設置したことで、日当たり抜群。冬でも朝~昼までに乾くときがあってとても便利。
3. カーポート&玄関アプローチの地面埋込型LED照明
日中の太陽光を利用しているので電気代がかからない。キレイで夜は真っ暗になるのでそれがあると駐車しやすい&歩きやすい点。
4. 風の通り道ができるよう、ドアの開く向きを変更
風通しを良くするために、もともと右側がひらく仕様だったドアを左開きに変更。
5. 一階バスルーム&洗面所とリビングを仕切る扉
使用する時に扉をあけっぱなしにしておくと、脱衣所が冬は暖かく夏は涼しい点。
今回のコーカイ
良かった点がある一方で、ちょっとした後悔も。今回のお家はこのトイレ前の廊下の自動照明。
この照明は「夜トイレに行く時やリビングに行く時に照明があると便利かな」と思い設置されたそうです。確かに、暗い廊下を歩いていくのは恐いですしね。説明されると「なるほど~」と、かなり便利な機能のように思います。
通路の壁にあるスイッチをONにしておけば、
こんな感じで真下を通ると電気が点灯します。暗い中いちいち電気のスイッチを探す手間もありませんので、安心ですね。特に今回のお宅にはまだ3歳のお子さんがいますので、自動照明は便利な機能かと思うのですが…
「あれ?便利な機能なのに、全然使ってないってことですか?」なんて聞いてみると「点灯にタイムラグがあったり、リビングの光もある程度差し込むので、点灯しなくても別に不自由ないんです。結局ずーっとスイッチOFFにしたまま使ってません。」と奥さんは言います。
リビングと廊下の空間が繋がっているので、実際にはこの廊下が真っ暗になることはあまりないんですね。廊下自体もそこまで長い距離があるわけではないので、タイムラグがあると使いづらいかもしれません。点灯するまでにトイレへ到達できそうです。
今回の気づき
今回の気づきとして、
- 「自動照明」と聞くと便利な気がするけど、「そもそも設置する必要あるのか?」と検討する
とわかりました。一見、話だけを聞いているととても便利な機能のように感じるものでも、実際に使用してみると「あれ?いらないかな?」なんて事があるようです。
照明の光の色・強さにこだわるだけでなく、ライトの設置数や本当に必要あるのか、相談し合うことも重要なんですね~。実際に住んでいる人に聞いてみないと気づけないポイントってたくさんありますね。
今回の「コーカイ」、ぜひ今後の参考にご活用ください!
参考 : 今回のお家
家族構成
- 夫 : Iさん(自動車整備士 : 27歳)
- 妻 : 専業主婦(27歳)
- 子 : 元気な男の子(3歳)
建物
- 築年数 : 約1年の注文住宅
- 坪数 : 60坪ぐらい
- 施工主 : 県内の地場工務店
- 価格 : 約1800万円ぐらい(建物だけ)