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【コーカイ日誌:第13話】玄関の庇(ひさし)が短すぎて、雨の日毎回焦る

とあるニュータウンに昨年末に新居を構えたAさん。「結婚と新居入居がほぼ同時期の計画で打ち合わせもかなり大変だったんです」と現在は幸せそうに話してくれるAさんご夫婦ですが、新生活一日目から、大きなコーカイがあったそうです。

今回のコーカイ:玄関上の庇が短い


※今回は写真がNGでしたので、私の斬新な手書きイメージでお届けしています。ぜひいいねをお願いします

それが、玄関を開けた時のスペース。その日は、あいにくの雪模様。仕事へ行こうと玄関を出た瞬間、横殴りの雪が吹き込み慌てて傘を差さねばと焦ったそうです。

その原因は屋根のひさしが短いこと。1階2階とも屋根の庇(ひさし)が短く、玄関部分は数十センチ奥に引っ込んでいるものの、雨をしのぐのに十分とは言えません。

玄関ドアは南向きで外開き。前方に自宅駐車場(2台とめれる)や道路と風を遮るものもないために、風が強い日は雨も雪もそのまま玄関内にきれいに吹き込んできます。

フェンスを立てるとか、植木とか「これから考えていきますよ」と前向きなAさんですが、毎朝玄関ドアを開ける際に気になる様子。

今回の気づき:玄関位置・スペース・庇の長さにもこだわること!

昔の家だと「玄関は家の顔として立派に作るのが当然だ」という感覚が施主にも設計者にもあったと思います。

お客さんを迎えながら話ができるスペースであったり、大家族対応の広さだったりなど十分な広さが確保されていました。また玄関前のスペースも在来工法だとひさしであったり小屋根であったり雨・雪・日差しをしのぐ工夫も。

現在では、暮らす家族のスタイルに合わせた玄関が主流で、どうしてもスペース効率やコンパクトなスタイルが多くなりがち。実際の使い勝手や敷地との関係で、今回のような事態を招くケースも多いみたいです。

図面段階でチェックできることは

  • 間取り図だけでなく敷地全体との関係で雨風などの対応を予測すること。
  • フェンスや植栽なども当初から視野に入れること。
  • 建築面積との問題はあるものの、玄関の位置関係・デザインを可能な限り要望を出すこと。
  • 玄関の庇の先から玄関ドアまでの距離を確認すること
    (もしおすすめの距離があれば、FBコメント等で教えてください)

も重要だと気づかされます。

庇製品が後付けできるのであれば、それを検討するのも手ですね。庇製品も過去に取材していますので参考にご覧ください。

今回のコーカイぜひ今後のご参考にご活用ください!

参考:今回のお家

家族構成

  • Aさん(30歳)奥さん2人暮らし。

建物

  • 築年数:約6ヶ月
  • 坪数:約35坪
  • 高気密高断熱、在来工法
武澤 拓也

武澤 拓也編集長

1985年8月2日生まれ。福井県出身。 電子部品メーカーの経理、Web制作会社の営業を経て、2016年12月より現職にてWebメディアを運営。建材をどこよりもわかりやすく伝えます。
武澤 拓也のプロフィール
第1回高性能建材EXPO

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